領域について
各ユニットに関連する病態生理、症候、診察法、検査所見、治療法について総論的な知識を踏まえたうえで、2つのユニットの各疾患の概念、分類、病因、症状、合併症、診断(検査)手順、薬物・非薬物治療法を理解し、臨床実習に向けた基礎知識の修得を達成する。学習目標の詳細は各ユニットの学修目標を参照のこと。
医学モデルコアカリキュラ(平成28年度版)のD-1,D-2,D-7,D-12,E-3, E-4の6項目に該当する。
臨床医学2の領域は
サブ領域①:消化器系、脳・神経系の病態生理、症候、診察法、検査所見、治療法について理解する。
サブ領域②:血液病学、腫瘍学、膠原病・アレルギー病学、代謝・内分泌系の病態生理、症候、診察法、検査所見、治療法について理解する。
領域の評価について
臨床医学2は「臨床医学2-①」(講義)と「臨床医学2-②」(講義)の2つのサブ領域からなる。両方のサブ領域に合格した場合、領域「臨床医学2」は合格となる。
ユニット名称: 腫瘍学 (2021年度)
ユニット責任者 | 島田 英昭 |
ユニット対象学年 | 3 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 12 |
ユニット分類 | 講義 |
ユニットについて
【内容の紹介】
がんは我が国の死因第一位の疾患であり、国民の生命・健康にとって大きな問題である。国としてがん対策を総合的に進めることを目的として、がん対策基本法が2007年に施行された。本邦のがん治療は外科治療を中心に発展してきた歴史もあり、化学療法や放射線治療、緩和医療が十分な水準に達しているとは言えなかった。そのため、同法において「国及び地方公共団体は、手術・放射線療法・化学療法その他のがん医療に携わる専門的な知識及び技能を有する医師その他の医療従事者の養成を図るために必要な施策を講ずるものとする」と規定されている。2017年に改訂された医学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて「腫瘍」の充実が大きく図られている。発がんのメカニズムなど病態の理解を深め、臨床医学における腫瘍学の総論的知識を学修していく。さらに、腫瘍学のみならず、非がん領域を含めた緩和医療学の学修を行う。
本ユニットのアウトカムは、医学教育モデル・コア・カリキュラムに準拠して設定した。
医学教育モデル・コア・カリキュラムの平成28年改訂版では、「腫瘍」の充実が重視されている。「腫 瘍」が独立した項目で記載され(E-3 腫瘍)、発がん メカニズム・病態を理解するねらいの C-4-6) 腫瘍が該当する。
【準備学修】
授業聴講前に各講義項目明記された教科書の頁を読んで授業に臨むこと(約30分)
【復習】
授業内で取り上げた医学的知識を講義前の教科書の予習頁を参照して復習すること(約30分)
【受講前に必要とされる知識及び技能・態度】
腫瘍学は基礎医学、臨床医学、社会医学が統合された知識が必要である。いままでに実施された医学的知識を応用する学問であるため、各分野の基本的な知識が必要となる。授業においては医学を学ぶ真摯な態度・技能が必要である。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
解剖学、病理学、免疫学、分子生物学、薬理学など関係する基礎領域および臨床医学の各ユニットで学修した腫瘍性疾患の各論に関して、十分な知識を習得しておく必要がある。我が国の社会的問題である「がん」に対して真摯に学ぼうとする態度が不可欠である。
ユニットの評価について(フィードバック含む)
本ユニットの評価は、サブ領域「臨床医学2-②」の試験として行う。腫瘍学ユニットの評価は「臨床医学2-②」の21%を占める。論述式(概ね30%)、多肢選択式(概ね70%)の筆記試験を行い、原則として可(レベルC)以上を合格基準とする。ただし、サブ領域として不合格の場合は、本ユニットも再試験となる。評価の詳細は、「教育の評価』を参照すること。
評価の開示後、7日以内に限りオフィスアワーにて個別の質問を受ける。
指定教科書他
〈指定教科書〉
内科学 11版 (矢崎義雄 総編集 朝倉書店 2017年)
講義録 腫瘍学(高橋和久編集 メジカルビュー社 2009年)
予習のための教科書として上記を指定する。準備学修として各講義の該当する項目を読んでから授業にのぞむこと。
各講義日程に該当の頁を記載した。
また、その他担当教員から、各講義での参考教科書を別に記載する。