領域について
領域について
学修目標:診療参加型実習において診療実習が円滑に進むために必要な知識・技能・態度を修得する。
該当する医学教育モデル・コア・カリキュラム:F-2 基本的診療知識
F-3 基本的診療技能
サブ領域の学修目標
サブ領域1-① 診療参加型実習において施行する医行為(レベル1)の基本的臨床手技を修得する。
サブ領域1-➁ サブ領域1-①の技術を、作成されたシナリオの過程で施行する。
サブ領域1-③ サブ領域1-➁の結果をもとに診断確定のため次に必要な医行為・検査を考える。
領域の評価について
領域に属する全てのサブ領域が、GPA評価でグレードC以上となった場合にこの領域が合格となる。
ユニット名称: 臨床実習入門 (2021年度)
ユニット責任者 | 並木 温 |
ユニット対象学年 | 4 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 25 |
ユニット分類 | 演習 |
ユニットについて
4年次における臨床実習において、何を学ぶことが求められるのかを知ることがこのユニットの目的である。
4年次修了時に求められることは、5年次の診療参加型臨床実習に円滑に移行できる能力を身に付けることである。つまり患者を中心として展開される医療の現場・実際を体験しながら、1)多職種との連携・視点の違い、2)医療安全の文化、3)患者・家族との対応法、4)診療行為(検査・手術など)の実際、5)各医療関係者がどのように関わり責務を果たしているのか、などを見て学ぶことが求められている。臨床現場に出る前に基礎知識を学び、医療現場で積極的に学ぼうとする姿勢を身に付けてほしい。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
医学部に入学してから蓄積して来たすべての知識と技術と態度が基盤となるが、このユニットではそれらを臨床現場でいかに応用するかを学ぶことが求められる。
学ぶことは、まず見てまねることから始まる。患者と接しながら、知識や技能を、そして医療の在り方を学ぶ実習が4年生に求められていることを理解できるだけの視野を受講前に持つことが求められる。
ユニットの評価について(フィードバック含む)
臨床実習入門の最終日に行われる白衣授与式において学年代表者が「臨床実習宣言」を行うが、全員が臨床実習に臨むにあたっての決意として、600字程度の「誓いの言葉」を作成して討論する。教員を交えた討論の場において多くの学びがあり、フィードバックを受けることとなる。
臨床実習入門終了後に学生の「誓いの言葉」の評価を、2名の教員が共通のルーブリック評価表を用いて行う。
指定教科書他