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領域名称: 臨床実習(4年次) (2021年度)

サブ領域名称: 臨床実習1(基本臨床実習) (2021年度)

ユニット名称: 放射線科 (2021年度)

ユニット責任者五味 達哉
ユニット対象学年4 ユニット授業期間 ユニット時限数0 ユニット分類実習

ユニットについて

近年 放射線医学は顕著な進歩を遂げている。画像診断の進歩は多くの疾患の診断の有力な手段となっている。また放射線治療は近年一段と治療効果を上げている。実習では画像診断とIVRの適応と方法を学習する。また放射線診断では画像所見から鑑別診断が挙げられる,IVR では画像所見から最適な治療方法およびその手技を説明できることを学修目標とする.放射線治療は主に癌の治療におけるその適応を学び、最新の治療技術を見学する.さらに放射線障害について学習する。最終的に放射線障害を考慮した治療方法を説明できることを学修目標とする.

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

3年次までに習得すべき医学知識、臨床技能に関して3年次のシラバスに記載されている標準放射線医学の習得箇所を再確認する(120分).また実習終了時に提示される,当日,学習した疾患リストをもとに,その画像診断および放射線治療を再確認する(60分)。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

1. 画像診断(解剖学的知識、疾病に関する知識、画像読影を含む)、放射線治療(物理学的・生物学的知識、適応疾患、患者の心理を含む)に対する理解度をそれぞれ10%として全体の50%, 実習参加への積極性、協調性,実習態度を全体の50%として評価する。
2. 試問に合格しない場合は実習未了とする。

指定教科書他

「標準放射線医学」 第7版 西谷 弘, 松井 修, 伊東 久夫, 遠藤 啓吾 (編集)医学書院2011, ISBN: 978-4-260-00597-5