ユニット名称：　呼吸・循環器系　（2021年度）

ユニット責任者	船戸 弘正
ユニット対象学年	1	ユニット授業期間	2期	ユニット時限数	11	ユニット分類	講義

ユニットについて

呼吸循環器系ユニットでは、循環器系および呼吸器系器官について、肉眼解剖で位置や形、分布する血管と支配神経を、組織学で組織構造と細胞構築を学ぶ。さらに、発生学でそれぞれの器官系の発生と分化に関する基本的なメカニズムを学修する。

講義聴講前に各講義項目に示された教科書、参考書の該当箇所を読んで授業に臨むこと（約30分）。

医学教育モデル・コア・カリキュラムの小項目　
D-5-1)循環器系　構造と機能
D-6-1)呼吸器系　構造と機能

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

生体の構造概論ユニットおよび組織学総論ユニットで学修した知識が必要である。また、自ら課題を抽出、提起するとともに、自らこれを解決する態度も求められる。

ユニットの評価について（フィードバック含む）

呼吸循環器系ユニット単独での合否判定は行わず、サブ領域「生体の機能１－２」として判定する。
本ユニットの評価は、論述式・多肢選択式の筆記試験に基づいて行い、「生体の構造１ー２」の５０％を占める。
試験内容の配点比率は概ね肉眼解剖学４、組織学３、発生学３である。
試験に関する質問等については、成績開示後、3日間に限り個別の質問に応じる。

指定教科書他

【解剖学教科書】
１）グレイ解剖学　原著第4版　Richard Drake（著）、秋田恵一（訳)　Elsevier 2019年刊　ISBN 978-4860346607
２）解剖学講義　改訂3版　伊藤隆　高野廣子　南山堂　2012年刊　ISBN 978-4525100537
３）カラー図解 人体の正常構造と機能 (改訂第4版) 坂井建雄、河原克雅総編集 日本医事新報社 2021年刊 ISBN 978-4784931811

【組織学教科書】
１）組織学　第20版　阿部和重著　南山堂　2019年刊　ISBM 978-4-525-11080-2
２）標準組織学各論総論　第５版　藤田尚男著 医学書院　2017年刊　ISBM　978-4-260-02404-4
３）Ross組織学　原書第７版　南江堂　2019年刊　ISBM　978-4-524-25929-8
４）組織細胞生物学　原書第3版　南江堂　2015年刊　ISBM　978-4-524-26971-6
５）ジュンケイラ組織学　原書第14版　丸善　2018年刊　ISBM　978-4-621-30339-9

【組織学アトラス】
１）バーチャルスライド組織学　駒﨑 伸二 羊土社　2020年刊　ISBM　978-4-7581-2105-7
２）新編カラーアトラス組織・細胞学　岩永敏彦 医歯薬出版　2017年刊　ISBM　978-4-263-45805-1
３）ウィータ―図説で学ぶ機能組織学　原書第6版　エルゼビア　2018年刊　ISBM　978-4-86034006-3
４）ガートナー/ハイアット組織学 アトラスとテキスト第３版　MEDSi社　2014年刊　ISBM　978-4895927888

【発生学】
１)　人体発生学講義ノート（第2版）金芳堂　2017年刊　ISBM　978-4-7653-1740-5
２)　ラングマン人体発生学（第11版）MEDSi　2016年刊　ISBM　978-4-8157-0107-9