ユニット名称: 内科(佐倉) (2021年度)
ユニット責任者 | 龍野 一郎 |
ユニット対象学年 | 6 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 0 |
ユニット分類 | 実習 |
ユニットについて
今、医師には、専門能力に加えて総合・統合力を備えていることが求められている。佐倉病院内科は、専門分野として、呼吸器・アレルギー、代謝・内分泌、循環器、消化器、神経内科グループがそれぞれの分野を極めるとともに、協力し合って総合的知識が日々習得できるように一体となるように運営され、その中核は総合診療グループが担っている。
学生には、実際に患者を1名、2週間、2回にわたり受け持ち、症状の聞き取り、診察、一般検査、鑑別診断、治療、その効果判定に至る過程をつぶさに観察してもらい、診療経過を学ぶなかで、これまで培ってきた基礎・臨床的知識の整理をし、今後長きにわたる臨床医としてのキャリアアップの基本を学ぶ。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
1.患者情報(問診、触診、視診、一般検査)を的確に集め、全身全器官を系統的に診ることができる
2.鑑別診断に必要な検査項目をあげ、その意味を理解している。
3.患者と良好なコミュニケーションを築ける
4.看護師、理学療養士、栄養士、検査技師とも円滑なコミュニケーションをとれる。
5.症例検討会でプレゼンテーションができる
ユニットの評価について(フィードバック含む)
1-6については、レポート作成し、2週目の最後は、全医局員参加のクリニカルカンファランスで、第1例目のプレゼンテーションをおこなう。最後の4週の金曜日に、第2例目のプレゼンテーションを行い、M6担当教授から評価を受ける。
評価は、学習態度・意欲、知識、診察技能、患者とのコミュニケーション、レポート内容を考慮し、総合的に行う。
指定教科書他
1.Year Note 内科・外科編、MEDIC MEDIA
2.今日の診断指針 医学書院
3.今日の治療指針 医学書院
4.臨床検査ガイド 文光堂
5.今日の治療薬 南江堂