ユニット名称: 脳神経外科(大森) (2021年度)
ユニット責任者 | 周郷 延雄 |
ユニット対象学年 | 6 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 0 |
ユニット分類 | 実習 |
ユニットについて
脳の疾患、特に外科的治療を要する病態は、緊急性が高く、生命に直結することが多い。そのため、これらの知識を向上させることは、他科の臨床医になった際にも極めて役立つものと考えられる。本選択実習では、脳神経外科の基本的知識を修得し、さらに臨床での手技や業務を学ぶことを目的とする。
また、当教室で開発した3Dプリンターによる頭蓋骨模型を用いて、手術練習用顕微鏡で手術シミュレーションおよび手術練習も行う。当科での顕微鏡下手術は全例、3D動画で録画しており、カンファレンスでは3D動画による視聴を行い、解説を加える。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
【学習方略】
A. 臨床実習はすでに終了している系統講義による知識は修得しているものとして行う。
B. 脳外科病棟に配属し、病棟長の指示のもとに、実習指導医とマンツーマンで患者を受け持ち、その指導のもとに診察・検査、治療に参加する。
C. 症例検討会、回診においては受け持ちの患者についてプレゼンテーションを行う。
ユニットの評価について(フィードバック含む)
実習の評価は、以下の事項によって行う。
* 手術、検査への積極的参加(予定については、医局のホワイトボードで学生が自ら確認すること)
* レポート提出(症例提示、実習中に経験した手技)
* 教授試問
ルーブリック
確認項目
神経解剖の理解
10 良く理解していた。
7.5 理解していた。
5 ある程度理解していた。
2.5 あまり理解していなかった。
0 全く理解していなかった。
神経放射線画像の理解
10 良く理解していた。
7.5 理解していた。
5 ある程度理解していた。
2.5 あまり理解していなかった。
0 全く理解していなかった。
疾患の理解
10 良く理解していた。
7.5 理解していた。
5 ある程度理解していた。
2.5 あまり理解していなかった。
0 全く理解していなかった。
見学した手術や検査の理解
10 良く理解していた。
7.5 理解していた。
5 ある程度理解していた。
2.5 あまり理解していなかった。
0 全く理解していなかった。
治療法の理解
10 良く理解していた。
7.5 理解していた。
5 ある程度理解していた。
2.5 あまり理解していなかった。
0 全く理解していなかった。
概略評価
6 研修医(医師)として優れている
5 研修医として合格点
4 学生として優れている
3 学生として合格点
2 学生としてボーダーレベル
1 不合格
0 医師にしてはいけないレベル
指定教科書他
標準脳神経外科学(第14版) 医学書院