ユニット名称: 糖尿病・代謝・内分泌内科(大橋) (2021年度)
ユニット責任者 | 上芝 元 |
ユニット対象学年 | 6 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 0 |
ユニット分類 | 実習 |
ユニットについて
糖尿病は、日常診療で診断、治療の機会の多い疾患であり、患者は性別を問わず若年から老人まで広範に及ぶ。糖尿病診療は、日常の細やかな管理のみならず、昏睡、手術時など命にかかわる急性期の管理も必要で、また原疾患あるいは併発する他疾患の治療時にも血糖のコントロールをはじめとする全身管理は不可避要件である。糖尿病について幅広い知識をもって患者のアドバイス、生活指導にあたることはもとより、重症度に応じて自ら携わるか、場合により専門医に託すなど、臨床上の見識を医師として誰もが持っておかなければならない。
内分泌疾患も日常臨床でよく遭遇するため、診断のアプローチ、治療方針をしっかり把握しておかなけらばならない。特に甲状腺疾患の頻度は多い。また内分泌性高血圧(原発性アルドステロン症、褐色細胞腫など)、電解質異常(低ナトリウム血症、高カルシウム血症、低カルシウム血症)、副腎偶発腫なども遭遇機会は多い。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
糖尿病の三大合併症
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能低下症
原発性アルドステロン症
原発性副甲状腺機能亢進
どのような症状で受診することが予想されるか、各人考えておく
ユニットの評価について(フィードバック含む)
1.試問:最終日に施行。
2.出欠席について:期間中、出席を随時とる。
指定教科書他
1) 糖尿病治療ガイド 日本糖尿病学会編 2020-2021
2) 内科学 黒川清、松澤次編 文光堂
3) 病気がみえる 糖尿病・代謝・内分泌 メディックメディア