ユニット名称: 泌尿器科(大森) (2021年度)
ユニット責任者 | 中島 耕一 |
ユニット対象学年 | 6 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 0 |
ユニット分類 | 実習 |
ユニットについて
泌尿器科学は腎から尿道までの尿排泄路を構成する臓器の障害を中心にその病態を明らかにする学問である。
わざわざ選択して当科での実習を希望された学生が参加されるので、教室としても学生のニーズに十分こたえたいと考えている。
どんどん希望を申し出ていただきたい。
学修目標
1.主訴からの診断推論を組み立てる
2.治療に可能な範囲で参加する
3.基本的な診察技能について学ぶ
学修方略
1.外来実習で実際に初診患者から問診をとる。
2.外来での泌尿器科処置介助や手術介助を通じて可能な範囲で実践する。
3.外来での診察や入院患者の特に術後管理を通じて可能な範囲で実践する。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
5年次までに習得してきたプロフェッショナリズムの集大成として、身なり・言動がおのずと医学生としてふさわしいものであることが期待される。
標準泌尿器科学 第10版で読むべき部分は以下の通りである。
1.主訴からの診断推論の組み立てについてはp89-110を熟読する。
2.内科的治療は各疾患の章、手術についてはp288-315,泌尿器科的処置についてはp56-63を熟読する。
3.診察手技はp46-56,89-97を熟読する
必要に応じて各疾患の章を熟読する。
ユニットの評価について(フィードバック含む)
到達目標に掲げたすべての項目について、以下の方法により判定し全ての項目をクリアーすることで単位認定の要件とする。尚最終判定はそれぞれの方法で点数化され、総合点が100点満点換算の70点以上を合格とする。
A.実習態度の評価は随時に行う質問の応答
B.英語論文発表時 の内容の理解度、質問に対する応答により評価する。
C.check list(自己評価)を記載し提出させる。
D.手技評価は実施の都度に指導医が評価する
E.指導医は学生の評価を上記に照らし合わせ(最終指導医評価)、診療責任者に提出する
指定教科書他
指定教科書
1.標準泌尿器科 第10版 2021年 医学書院 ISBN:978-4-260-04353-3
参考書
1.Campbell-Walsh Urology 12th edition 2020年 Elsevier ISBN:978-0-323-54642-3
2.ベッドサイド泌尿器科学 診断・治療編 改訂第4版 2013年 南江堂 ISBN:978-4-524-25037-0