領域名称: 臨床実習(6年次) (2025年度)
領域責任者 | 髙井 雄二郎 |
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領域について
卒後の初期臨床研修を円滑に実施できることを視野に入れながら、5年次までに習得した医師として必要な基礎的知識および技術をもとに、積極的に医療に参加し、医療チームの一員として求められる態度・価値観・習慣を身につけること、地域医療やプライマリケアに関わることで医療システムや法的制度に則り、医療を実践できることを目標としている。多様なニーズに対応できる医師を目指して、5年次に経験した「必修診療参加型実習」、「選択診療参加型実習」および「地域医療実習」の実習と統合型講義で学修した内容について、評価をもとに不足点を補い、長所をより伸ばすことで、さらにブラッシュアップさせる。
該当する医学教育モデル・コア・カリキュラムの大項目:G 臨床実習
サブ領域<臨床実習2(診療参加型臨床実習)>の学修目標:
指導医や研修医、さらには看護師や薬剤師等の他の職種も含めた診療チームの中で、医学生が一定の役割・責任を担いながら円滑に卒後臨床研修を行うことのできる知識・技能・態度を身に付けること。
領域の評価について
この領域に属するすべてのサブ領域が、GPA評価でGrade C以上で合格とする。サブ領域名称: 臨床実習3 (2025年度)
サブ領域責任者 | 髙井 雄二郎 |
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サブ領域について
東邦大学医療センター3病院(大森・大橋・佐倉)および協力病院にて実習を行う。また東邦大学医学部の基礎教室における実習を選択することも可能である。
臨床実習3(選択性診療参加型臨床実習)の学修目標:指導医や研修医、さらには看護師や薬剤師等の他の職種も含めた診療チームの中で、医学生が一定の役割・責任を担いながら円滑に卒後臨床研修を行うことのできる知識・技能・態度を身に付けること。
該当する医学教育モデル・コア・カリキュラム中項目:
G-1 診療の基本
G-2 臨床推論
G-3 基本的臨床手技
G-4 診療科臨床実習
ユニット名称:[]整形外科(大橋)(2025年度)
ユニット責任者 | 池上 博泰 | ||||||
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ユニット対象学年 | 6 | ユニット授業期間 | ユニット時限数 | 0 | ユニット分類 | 実習 |
ユニットについて
医学部6年生として、患者さんに適切に対応して正しい知識で診察を行う。また、医学知識のみではなく、身体面、精神面からも育成し、社会の一員として良好な人間関係を築き、その上で基本的知識、技術と将来医師としての態度を含めた人間性を養う。21世紀の高度先進医療の中で全人的医療の一躍を担えるような向上心を身に着けることが重要である。<整形外科の学修目標>
①整形外科的治療の適応を知る。
②手術計画の立案に可能な範囲で参加する。
③周術期管理に可能な範囲で参加する。
④基本的な整形外科的に手技について学ぶ。
⑤どのように整形外科にコンサルテーションすればよいかがわかる。
<整形外科の学修方略>
①,②は術前・術後の検討会(カンファレンス)および外来に参加する。
③病棟回診に参加し管理の要点を実際に学ぶ。
④整形外科外来、救急外来、手術に立ちあう。
⑤以上の①~④について、複数の外傷および疾患について学べるようにする。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
与えた課題の各疾患について指定した教科書の 1)「標準整形外科」医学書院 を事前に読んでおくこと(所要時間およそ30分)・各疾患について学生同士でディスカッションすること(所要時間およそ15分)
・授業終了後に示す課題についてレポートにまとめること(所要時間およそ60分)
・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと(所要時間およそ15分)
ユニットの評価について
日常的な授業に対する取り組み(質問への回答、発言回数など )が50%、提出された課題に対するレポートが30%、小テストの結果が20%で評価する。指定教科書他
1)「標準整形外科」第15版 医学書院 発行年(2023年 2月)ISBN(978-4-260-04936-8)2)「整形外科学・外傷学」改訂第7版 文光堂 発行年(2005年 4月) ISBN(978-4-8306-2726-2)