ユニット名称: 病院病理学(佐倉) (2021年度)
ユニット責任者 | 蛭田 啓之 |
ユニット対象学年 | 6 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 0 |
ユニット分類 | 実習 |
ユニットについて
病院病理学は古典的な病理学ではなく、診断学を最優先にしていることから外科病理学ともよばれる。
細胞診と組織診は最終診断となることが多く、その後の治療方針を決定する上で重要な役割を果たし、手術中には凍結切片を作製して15分前後で結果を出す迅速診断も積極的に行っている。剖検は生前の診断や治療の正当性、治療効果、死因などを公正に検証する審判員の役割を担っている。これら、病院ならではの生きた病理学を学び経験することは、後の卒後臨床研修で大いに役立つものと確信している。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
M4レベルの病理学を復習するとともに、解剖・生理学で正常構造・機能を確認しておく。
ユニットの評価について(フィードバック含む)
実習態度、肉眼所見の理解度、細胞・組織所見の理解度、臨床-病理学的関連性の理解度、報告書およびプレゼンテーションの内容などで評価する
指定教科書他
1) 病態病理学総論(第17 版) 菊池浩吉等編 南山堂
2) 新病理学各論(第13 版) 菊池浩吉等編 南山堂
3) 組織病理アトラス(第6版) 小田義直他編 文光堂
4) ロビンス基礎病理学(原書10版)丸善
5) 標準病理学(第6版)北川昌伸・仁木利郎編 医学書院
6) 外科病理学(第5版)深山正久他編 文光堂