ユニット名称: 運動機能 (2021年度)
ユニット責任者 | 内藤 篤彦 |
ユニット対象学年 | 2 |
ユニット授業期間 | 2期 |
ユニット時限数 | 9 |
ユニット分類 | 講義 |
ユニットについて
【内容の紹介】
ユニット「運動機能」は領域『生体の機能2』、サブ領域「生体の機能2」を構成する1つとして設定される。
運動機能ユニットでは、我々が意識下に行う運動が計画され、調節を受け、実際に筋肉を動かすまでの仕組みや我々が無意識下に行う運動が刺激され、筋肉が動くまでの仕組みを学修する。さらに、神経系による運動の司令に異常が生じる疾患や異常が生じた際の症状について理解する。(対応する医学教育モデル・コア・カリキュラム小項目:C-2-3)、D-2-1)、D-2-3)、D-2-4))
【特別な内容】
運動機能5では運動機能異常をきたす疾患の病態生理学に関する解説を行い、生体の機能2で学修した内容と臨床医学で学修する内容との垂直統合を図る。
【ICTを活用した双方向型授業の要素】
Google classroomおよびMoodleを利用した双方向型授業を実施する。ストリームで配信されている内容および課題を確認し、学修を進めること。
事前にGoogle classroomまたはMoodleのいずれかを通じて講義資料を配信する。配信に関しては教育ポータルより通知する。講義資料を参考にしながら教科書を読み進めることで準備学修を行うこと(準備学習の実施状況は評価に利用しない)。
準備学修の到達度を評価するために講義資料と同時にGoogle classroomまたはMoodleのいずれかを通じてMCQ and/or 記述の課題を配信する。講義前日までに課題を行い準備学修の到達度を確認すること(課題を通じた準備学修の到達度は評価に利用しない)。
記述課題についてはGoogle classroomの機能を利用して一対一のフィードバックを行う(記述課題およびフィードバックの内容は評価に利用しない)。
【アクティブ・ラーニングの要素】
講義中に頻繁に指名し、準備学修や過去に学修した知識の確認を行う。講義への積極的な参加が求められる(積極的に参加したか否かは評価に利用しない)。
レポート課題を通じ、自ら課題に関する調査を行い、考察し、レポートとして発表する能力を養う。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
1年生で学修した内容、特に生体の機能1で学修した「細胞生理」「神経筋」は十分に復習しておくこと。
基本的に講義日の7日前までにGoogle classroomまたはMoodleで講義資料や解説動画を配信する。講義資料や解説動画を参考にしながら教科書を読み進めること(教科書を読み進めたか否かは成績評価に用いない)。
基本的に講義日の7日前までに準備学修の到達度を評価するために講義資料と同時にGoogle classroomまたはMoodleのいずれかを通じてMCQ and/or 記述の課題を配信する。講義前日までに課題を行い準備学修の到達度を確認すること(課題を通じた準備学修の到達度は評価に利用しない)。
ユニットの評価について(フィードバック含む)
ユニット「運動機能」の評価は、筆記試験(多肢選択式、論述式)を通じて行う。運動機能の配点は筆記試験全体(70点)の約1/3の配点である。試験問題は講義の前後や講義中に課した課題に準じて出題する。講義への積極的な参加が求められる(講義に積極的に参加したか否かは成績評価に利用しない)。
レポートの評価についてはサブ領域の項目を参考にすること(配点は30点)。
指定教科書他
講義は下記の教科書をもとに構成している。自分が読みやすいと感じる1冊を選び講義の予習・復習に活用すること(教科書を購入し予習・復習に活用したかは評価に利用しない)。
【教科書】
標準生理学(第9版)小澤瀞司, 福田康一郎総編集 医学書院 2019 ISBN: 978-4-260-03429-6
カラー図解 人体の正常構造と機能 全10巻縮刷版(第4版)坂井建雄総編集 日本医事新報社 2021 ISBN: 978-4-7849-3181-1
ガイトン生理学 (原書13版) JE Hall著 石川義弘、岡村康司、尾仲達史、河野憲二総監訳 エルゼビア・ジャパン 2018 ISBN: 978-4-8603-4774-1
生理学テキスト(第8版)大地陸男著 文光堂 2017 ISBN: 978-4-8306-0229-0
下記の参考書は学生が学修を進めるため、または知識の垂直統合を実現するために有用である。現時点で購入する必要はないが、興味のある学生は参考にすること(参考書を購入し、活用したかは評価に利用しない)。
【参考書】
病気がみえる 7 脳・神経 第2版 メディックメディア 2017 ISBN: 978-4-89632-686-4
診察と手技がみえる 1 第2版 古谷伸之編集 メディックメディア 2007 ISBN: 978-4-89632-212-5