領域名称: 全人的医療人教育2 (2024年度)

領域責任者佐々木 陽典

領域について

 単に医学的な知識を有しているだけでは、東邦大学が求める「良き臨床医」にはなれない。
 1年生から6年生を通してspiral learning としておこなわれる全人的医療人教育では、良き臨床医として全人的な医療を実践するために、自ら問題を抽出し課題を解決する能力、社会的および医療における倫理的問題の抽出と適切な対応能力、周囲との協調性とコミュニケーションをとる能力、医療人としての公益性・道徳性・専門性を習得する。

領域の評価について

 サブ領域の評価を参照すること 

サブ領域名称: 全人的医療人教育2 (2024年度)

サブ領域責任者佐々木 陽典

サブ領域について

全人的医療人教育2は①倫理②コミュニケーション③プロフェッショナリズムの3つからなる。
2年生における全人的医療人教育の目的は、臨床医学を学ぶに先立ち、医療の倫理・医療において必要とされるコミュニケーション・医療人としてのプロフェッショナリズムを身に付けることである。

ユニット名称:[MM912-201J]倫理(2024年度)

ユニット責任者平 敬宏
ユニット対象学年2 ユニット授業期間 ユニット時限数26 ユニット分類演習

ユニットについて

倫理: 医療人に求められる高い倫理感を涵養するために、生命倫理と医療倫理を学び、基本的な考え方を身に付け、実臨床および医学研究における倫理的問題を理解し、倫理的原則に基づいて行動する能力を養う。医療人に求められる高い倫理感を涵養するために、生命倫理と医療倫理を学び、基本的な考え方を身に付け、実臨床および医学研究における倫理的問題を理解し、倫理的原則に基づいて行動する能力を養う。
2年次における「倫理」の目的は、臨床医学を学ぶのに先立ち、医師としての倫理的視点を養い、医療倫理の基本となる考え方を理解することである。

医学教育・モデル・コア・カリキュラムの該当項目:
A-1-1) 医の倫理と生命倫理

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

1年次において全人1(倫理)、人文1(倫理)で学んだ生命倫理の基本的な考え方を身に付けていること。

ユニットの評価について

●サブ領域『全人的医療人教育2』の中で、倫理は50点分/100点満点とする。

●倫理のユニットの中での評価の割合は下記のようにする。

1)講義に関しては、期末試験においてMCQ+記述試験で評価する。(40%)
2)演習については、態度(20%)・理解、発表、質疑応答(40%)とする。
ただし、期末試験の再試験・最終試験は実施しない。

●講義・演習における課題や小テストについては、講義・演習の中で解説とフィードバックを行う。
 期末試験については、成績開示後に必要に応じて試験内容に関する質問等に対応する。

指定教科書他

講義の中で適宜紹介する。

授業日程一覧(ユニット名称:倫理) (2024年度)

コマ数形態授業タイトル
1 演習倫理1 医療の倫理序論Ⅰ
2 演習倫理2 医療の倫理序論Ⅱ
3 演習倫理3 倫理理論Ⅰ
4 演習倫理4 倫理理論Ⅱ
5 演習倫理5 倫理原則
6 演習倫理6 法と医療倫理
7 演習倫理8 医師-患者関係
8 演習倫理9 生殖医療と医療倫理Ⅰ
9 演習倫理10 生殖医療と医療倫理Ⅱ
10 演習倫理11 死生学と医療倫理Ⅰ
11 演習倫理12 死生学と医療倫理Ⅱ
12 演習倫理13 死生学と医療倫理Ⅲ
13 演習倫理7 脳死・臓器移植の倫理
14 演習倫理14 精神科医療の倫理
15 演習倫理15 差別・ハラスメントⅠ
16 演習倫理16 差別・ハラスメントⅡ
17 演習倫理17 インフォームド・コンセントⅠ
18 演習倫理18 インフォームド・コンセントⅡ
19 演習倫理19 インフォームド・コンセントⅢ
20 演習倫理20 医薬合同プログラムの事前講義Ⅰ
21 演習倫理21 医薬合同プログラムの事前講義Ⅱ
22 演習倫理22 医薬合同プログラム
23 演習倫理23 医薬合同プログラム
24 演習倫理24 医薬合同プログラム
25 演習倫理25 医薬合同プログラム
26 演習倫理26 医薬合同プログラム
評価全人的医療人教育2(13:00~14:30・2実)