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領域名称: 臨床医学1 (2022年度)

領域責任者池田 隆徳

領域について

 臨床医学Ⅰ領域は、臨床医学Ⅰサブ領域からなる。
 
 臨床医学Ⅰサブ領域は、循環器系(内科・外科)、呼吸器系(内科・外科・乳腺胸壁)、腎臓・電解質系、感染症学の4つのユニットで構成される。
 
 本領域は、生体の構造(循環器・呼吸器・内分泌系)、生体の機能(呼吸・循環系、腎・尿路系)、病態の科学(微生物・感染症学、医動物学、薬理学、免疫学、病理学)、臨床医学入門(医学総論)、臨床病理学の知識の修得に基づくものである。
 
 各ユニットに関連する病態生理、症候、診察法、検査所見、治療法について総論的な知識を踏まえてうえで、4つのユニットの各疾患の概念、分類、病因、症状、合併症、診断(検査)手順、薬物・非薬物治療法を理解し、臨床実習に向けた基礎知識の修得を達成する。
 
 
 医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成28年改訂版)における下記の項目の修得を達成する。
 A. 医師として求められる基本的な資質・能力: A-2 医学知識と問題対応能力、C. 医学一般: C-2 個体の構成と機能: C-4 病因と病態、D. 人体各器官の正常構造と機能・病態・診断・治療: D-5 循環系: D-6 呼吸器系: D-8 腎・尿路系、E. 全身に及ぶ生理的変化、病態、診断、治療: E-2 感染症、F. 診療の基本: F-1 症候・病態からのアプローチ: F-2 基本的診療知識。

領域の評価について

 サブ領域(循環器系、呼吸器系、腎臓・電解質系、感染症学)での全講義回数の2/3(66.7%)以上の出席でもって試験を受けることができる。ただし、講義がリモートで行われた場合は、学事課をとおして改めて連絡する。
 
 Ⅲ期末に実施される試験において、臨床医学Ⅰ(循環器系・呼吸器系・腎臓・電解質系・感染症学)でグレードC以上(60%点以上)をもって合格とする。
 
 個々のユニット毎に評価(試験)は行わない。
 
 試験時間は120分である(単純用語記述とMCQ問題で構成する)。
 
 不合格となった場合は再試験を学期末、最終試験を年度末に実施する(本試験 ⇨ 再試験 ⇨ 最終試験)。
 
 評価法の詳細については、臨床医学Ⅰサブ領域「評価について」で記載する。