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領域名称: 英語1 (2022年度)

領域責任者佐々木 大介

領域について

 領域英語1は「英語1-①」と「英語1-②」の2つのサブ領域から構成される。
 2つのサブ領域「英語1-①」と「英語1-②」は、それぞれ「英語総合」と「医学英語入門」のユニットから成る。
 春学期の初回授業内において受験する TOEFL ITP テストの結果によりレベル別クラス編成を行う。6クラス編成(原則1クラス20人前後)とする。
 1-① ユニット「英語総合」は、英語によるコミュニケーション全般に関わる基本的な技能・態度を養う。
 1-② ユニット「医学英語入門」は、医学英語の導入部として、解剖学及び生理学と生化学で必要な専門用語を学修し、主要な専門用語の発生や含意を理解して、適切に使用する能力を身につける(秋学期の後半から学習を開始する)。
 
 該当する医学教育モデル・コア・カリキュラム大項目は以下の3つである。
 
 A:医師として求められる基本的な資質・能力
 B:社会と医学・医療
 C:医学一般
 
 『学修目標』
 1. コミュニケーションを通じて良好な人間関係を築くことができる。[A-4-1)-②]
 2. 患者の文化的背景を尊重し、英語をはじめとした異なる言語に対応することができる。[A-7-2)-①]
 3. 自身が所属する文化を相対化することができる。[B-4-1)-③]
 4. 話し手と聞き手の役割を説明でき、適切なコミュニケーションスキルが使える。[C-5-7)-⑥]
 5. 文化・慣習によってコミュニケーションのあり方が異なることを例示できる。[C-5-7)-⑧]

領域の評価について

 「英語1-①」(英語総合)と 「英語1-②」(医学英語入門)の2つのサブ領域は、独立して評価される。
 講義回数を考慮し80%と20%の配分で領域全体の評価とする。サブ領域はそれぞれ100点満点とし、どちらも60点以上をサブ領域の合格基準とするが、どちらかのサブ領域で不合格科目(F評価以下)がある場合は、領域の評価を不合格とする。「英語1-①」(英語総合)は6人の教員が技能・態度の評価を毎回の授業内で行うため、再試験・再評価は原則として行わない。本領域では、出席も含めて学修には十分な注意を喚起する。
 
 「英語1-②」(医学英語入門)はIII期の期末試験帯で筆記試験が行われる。
 
 この領域に属するすべてのサブ領域が、GPA評価でグレードC以上で、この領域が合格となる。