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領域名称: 生体の機能2 (2022年度)

領域責任者内藤 篤彦

領域について

 【学修目標】
 疾病の病因・病態・治療を理解する上で礎となる人体の正常機能について、1年次の領域『生体の機能1』および2年次の領域『生体の機能2』で学ぶ。正常機能についての深い知見(基礎医学知識)を身につけることは、臨床医学を履修するために必要であり、臨床医学を深く理解するための貴重な財産となるものである。
 『生体の機能2』領域の学習目標は、神経系が身体の内外からの情報を収集し、収集した情報をもとに身体を操作する仕組みを理解するとともに、代表的な神経疾患で認められる症状や徴候が出現する仕組みを理論的に説明できるようになることである。
 
 【該当する医学教育モデルコアカリキュラムの大項目】
 D. 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療
 D-2 神経系
 D-2-1) 構造と機能
 D-2-1)-(1) 神経系の一般特性:②、③、④
 D-2-1)-(2) 脊髄と脊髄神経:①、②、③、④
 D-2-1)-(3) 脳幹と脳神経:③
 D-2-1)-(4) 大脳と高次機能 :②、③
 D-2-1)-(5) 運動系:①、②、③
 D-2-1)-(6) 感覚系:①、②
 D-2-1)-(7)  自律機能本能行動:①、②、③
 D-2-2) 診断と検査の基本:②
 D-2-3) 症候:⑤
 D-2-3)-(1) 運動失調障害と不随意運動:①、③
 D-2-3)-(3)  言語障害:①
 D-13 眼・視覚系
 D-13-1) 構造と機能:①、②、③、④
 D-13-3) 症候
 D-13-3)-(1) 眼・視覚系に関する主要症候:①
 D-13-4) 疾患
 D-13-4)-(1) 眼・視覚系の良性疾患:①
 D-14 耳鼻・咽喉・口腔系
 D-14-1) 構造と機能:①、②、⑤、⑥
 
 C. 医学一般
 C-2 個体の構成と機能
 C-2-3) 個体の調節機構とホメオスタシス
 C-2-3)-(2) 神経による情報伝達の基礎:④
 C-2-3)-(4) ホメオスタシス:③、⑤
 
 
 【サブ領域「生体の機能2」の学修目標】領域「生体の機能2」は一つのサブ領域「生体の機能2」で構成されている。サブ領域「生体の機能2」の学習目標は神経系が身体の内外からの情報を収集し、収集した情報をもとに身体を操作する仕組みを理解するとともに、代表的な神経疾患で認められる症状や徴候が出現する仕組みを理論的に説明できるようになることである。
 
 

領域の評価について

 サブ領域「生体の機能2」がGPA評価でグレードC以上で領域「生体の機能2」は合格となる。