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領域名称: 生体の構造2 (2022年度)

サブ領域名称: 生体の構造2 (2022年度)

サブ領域責任者佐藤 二美

サブ領域について

「生体の構造2」は、系統別講義の「感覚器・中枢神経系」ユニットと、系統別に学んだ構造を、統合的に学ぶ「局所解剖学」ユニットから構成される。「局所解剖学」ユニットは同時期に行われるマクロ解剖学実習にリンクしている。「感覚器・中枢神経系」ユニットは1年次の系統別講義では未学修の系統である。
各ユニットの学修内容の概要を以下に記す。
〇 感覚器・中枢神経系:感覚器および中枢神経系の肉眼および組織構造と発生・分化について学ぶ。
〇 局所解剖学:系統別に学んだ知識に基づき、各領域・部位別に統合された相互関係や立体的位置関係について学ぶ。

<関連する医学教育モデル・コア・カリキュラム中項目>
C-2 個体の構成と機能
D-2 神経系
D-3 皮膚系
D-4 運動器(筋骨格)系
D-5 循環器系
D-6 呼吸器系
D-7 消化器系
D-8 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む)
D-9 生殖機能
D-11 乳房
D-12 内分泌・栄養・代謝系
D-13 眼・視覚系
D-14 耳鼻・咽喉・口腔系


サブ領域の評価について(方法、基準、配分、フィードバック)

「生体の構造2」は、「感覚器・中枢神経系」ユニットと「局所解剖学」ユニットから構成される。サブ領域の講義回数の2/3以上の出席を満たしたものについて、第Ⅰ期末に多選択式(10%程度)および論述式試験の筆記試験を行う。論述式問題には、穴埋め問題など短答式の問題を含む。筆記試験は、「感覚器・中枢神経系」ユニット70%、「局所解剖学」ユニット30%の割合で評価し、60%以上(グレードC以上)を合格とする。評価にはレポート評価を加味する。

両ユニットの合計が60%未満(グレードFかF−)、あるいはいずれかのユニットが40%未満(グレードF−)の場合は、サブ領域が不合格となる。

評価の開示後、3日間に限り、昼休みに個別の質問を受ける。詳細は評価開示後に別途掲示する。