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領域名称: 生体の機能2 (2022年度)

サブ領域名称: 生体の機能2 (2022年度)

サブ領域責任者内藤 篤彦

サブ領域について

サブ領域「生体の機能2」の学修目標は、神経系が司る感覚機能、運動機能、高次中枢機能、本能・自律機能について理解することである。
本サブ領域は、「感覚機能ユニット」「運動機能ユニット」「高次中枢・自律機能ユニット」から構成される。
各ユニットの学修目標は以下の通りである。

① 感覚機能:神経系が体の外や中の様子を把握する仕組みを学修する。(医学教育モデル・コア・カリキュラム中項目:C-2、D-2、D-13、D-14(対象となる小項目は「C-2-3)-(2):④」、「D-2-1)-(2) :①、③」、「D-2-1)-(4):②」、「D-2-1)-(6):①」、「D-13-1) :①、②、④」、「D-13-3) -(1) :①」、「D-14-1):②、⑤、⑥」))

② 運動機能:神経系が体を意識下および無意識下に運動させる仕組みを学修する。(医学教育モデル・コア・カリキュラム中項目:C-2、D-2(対象となる小項目は「C-2-3)-(4):⑤」、「D-2-1)-(2) :①、②」、「D-2-1)-(5):①、②、③」、「D-2-3)-(1):①、②」))

③ 高次中枢・自律機能:神経系が把握した情報を蓄積する仕組みや、情報をもとに適切な行動や反応を計画する仕組みを学修する。(医学教育モデル・コア・カリキュラム中項目:C-2、D-2(対象となる小項目は「C-2-3)-(4):③」、「D-2-1)-(4) :②、③」、「D-2-1)-(7):①、②、③」、「D-2-3)-(3):①」))

サブ領域の評価について(方法、基準、配分、フィードバック)

サブ領域の評価判定は100点満点の評価で行い、グレードC以上(60点以上)を合格とする。サブ領域の最終GP評価は、各ユニットの評価を勘案した総合判定とする。グレードF判定(6割未満)のユニット評価が1つあっても、サブ領域のGP評価がグレードCの場合には、サブ領域の最終評価は合格と判定する。ただし、ユニットにF-がある場合は、60点以上であっても不合格となる。
受験資格は、サブ領域の全講義回数の2/3以上の出席とする。不合格者は、ユニット単位ではなくサブ領域単位で再試験等を受験する。試験は、記述式2/3以上、多肢選択式を1/3以下の配点とし、ユニット間の配点比率は、おおよそ1/3ずつとする。
試験後、Moodleを通じて解説を公開する。