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領域名称: 病態の科学 (2022年度)

サブ領域名称: 病態の科学① (2022年度)

サブ領域責任者近藤 元就

サブ領域について

病態の科学①では、病原体とそれによる感染症の発症機序を扱う「微生物・感染症学ユニット」、病原体を含めた異物に対する生体の恒常性維持機構について扱う「免疫学ユニット」の2つのユニットにより構成される。
生体の恒常性維持は生命活動に重要な意味を持つが、外界からの病原体や異物などが生体内に侵入すると、生体は恒常性維持のために様々な反応が起こる。これらの機構を理解するために微生物学、免疫学、感染症学的視点から学ぶ。本領域を学修することにより、感染症や免疫学が主体となる様々な疾患の発症メカニズムの基礎を説明できるようになる。

病態の科学①ではモデルコアカリキュラム「C 医学一般」「C-3 個体の反応」のうち「C-3-1 生体と微生物」および「C-3-2 免疫と生体防御」を主として学修するが、必要に応じて他の項目も参照する。

サブ領域の評価について(方法、基準、配分、フィードバック)

講義終了後に行うMCQおよび記述式による第 Ⅰ 期本試験によって評価をする。また免疫学については、講義時間中に行う小テストの結果も評価に加える(「免疫学」ユニットの評価を参照)。
このサブ領域のGP評価は、それぞれの試験点数に微生物・感染症学が56%、免疫学が44%を掛けた点数をもとに換算する。
フィードバックについては各ユニットの評価を参照すること。