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領域名称: 全人的医療人教育4 (2022年度)

サブ領域名称: 全人的医療人教育4 (2022年度)

サブ領域責任者端詰 勝敬

サブ領域について

サブ領域「全人的医療人教育4」は、「倫理」「コミュニケーション」「プロフェッショナリズム」の3ユニットからなる。

【サブ領域の学修目標】
臨床実習での学びや経験を踏まえて、よき臨床医に求められる倫理的価値観、コミュニケーション力、医師としてのプロフェッショナリズムの基盤となる知識および技能を修得する。
ユニット「倫理」:
専門職の視点の違いを体感するために、生命倫理をテーマとして多学部による討論を実践する。
臨床で起こりうる医師-患者や医療者間の価値観の相違を理解する。
医療者としての行動につなげるために、臨床倫理の考え方を理解する。
ユニット「コミュニケーション」:
患者、家族、医療スタッフと良好な関係を構築する上で必要なコミュニケーション能力を身につける。
コミュニケーションにおける最低限の知識を有したうえで実際に活用できる能力を涵養する。
臨床現場における適切なコミュニケーションを実践する能力を身につける。
ユニット「プロフェッショナリズム」:
医療者としてのプロフェッショナリズムを現場で生かすための思考力と表現力を涵養する。

【医学教育モデル・コア・カリキュラム】
ユニット「倫理」:
A-1-1) 医の倫理と生命倫理
A-1-2) 患者中心の視点
ユニット「コミュニケーション」:
A-4-1) コミュニケーション
A-4-2) 患者と医師の関係
A-5-1) 患者中心のチーム医療
ユニット「プロフェッショナリズム」:
A-1-2) 患者中心の視点
A-1-3) 医師としての責務と裁量権
A-6-1) 安全性の確保

サブ領域の評価について(方法、基準、配分、フィードバック)

●サブ領域の評価は、100点満点の評価で行い、グレードC(60点以上)を合格とする。
サブ領域の最終GP評価は、各ユニットの評価を勘案した総合判定とする。
グレードF判定(6割未満)のユニットが1つあっても、サブ領域のGP評価がグレードCの場合には、サブ領域の最終評価は合格と判定する。
ただし、ユニットにF-(マイナス)がある場合は60点以上であっても不合格となる。

筆記試験は知識・技能・態度項目のうち、知識に対する評価としておこなう。
受験資格は、全授業回数の4/5以上の出席とする。
各ユニットの評価は、知識、技能、態度の総合的に評価がおこなわれ、ユニット間の配点比率は、倫理35%・コミュニケーショ25%・プロフェッショナリズム40%とする。

◆再試験はおこなわない。