東邦大学医学部 教育ポータル

領域名称: 生体物質の科学 (2022年度)

サブ領域名称: 生体物質の科学② (2022年度)

サブ領域責任者中野 裕康

サブ領域について

サブ領域「生体物質の科学②」では生体物質の科学①に引き続いて有機化学の講義を終え、基礎医学の一分野である生化学に繋ぐ。以下の講義科目2ユニットで融合的に構成される。
1) 生体有機化学II
2) 代謝生化学I:医学教育モデル・コア・カリキュラムは(C-2、個体の構成と機能)と(C-4、病因と病態)が該当する。
生体有機化学IIユニットでは生体有機化学Iの内容を基礎として生体関連有機化合物の各論を学ぶ。糖質、アミノ酸・ペプチドで締めくくって代謝生化学Iに移行する。
代謝生化学Iユニットでは糖質、脂質、アミノ酸の構造、合成経路および分解経路を学び、どのようにしてこれらの物質が代謝されてエネルギーが産生されるかを学ぶ。

サブ領域の評価について(方法、基準、配分、フィードバック)

サブ領域「生体物質の科学②」の評価は、第II期末試験帯に論述形式(必要に応じてMCQ形式も含む)の筆記試験を組み合わせ、生体有機化学II、代謝生化学Iの各ユニットの試験成績の総合評価により行う。サブ領域の評価判定は100点満点の評価で行い、グレードC以上(60点以上)を合格とする。サブ領域の最終GP評価は、各ユニットの評価を勘案した総合判定とする。グレードF判定(6割未満)のユニット評価が1つあっても、サブ領域のGP評価がグレードCの場合には、サブ領域の最終評価は合格と判定する。ただし、ただし、得点率が4割に満たないユニット(レベルF-)が1つでもある場合は本サブ領域の評価を不合格とする。受験資格は、サブ領域の全講義回数の2/3以上の出席とする。不合格者は、ユニット単位ではなくサブ領域単位で本試験・再試験等を受験する。試験は、記述式2/3以上、多肢選択式を1/3以下の配点とし、生体有機化学を40%、代謝生化学Ⅰを60%として評価する。得点の合計で可(グレードC)以上の場合に本サブ領域を合格とする。
試験後、指定された日に直接フィードバックまたは、教育ポータルで,解答例を公開する。