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領域名称: 生体物質の科学 (2022年度)

サブ領域名称: 生体物質の科学実習 (2022年度)

サブ領域責任者中野 裕康、池﨑 章

サブ領域について

生体物質の科学実習は、Ⅰ期に行われる物質(化学)実習5回15コマと、Ⅲ期に行われる物質(生化学)実習5回15コマから構成される。
物質(化学)実習では計5回の実習を通じて有機化合物や無機化合物の正しい扱い方を学ぶとともに、実験器具や実験装置の基本的操作法を修得する。科学レポート一般の正しい書き方についても学ぶ。
物質(生化学)実習では、計3回の実習を通じて解糖系、脂肪酸の合成および分解、酵素反応についての実習を行い、代謝生化学で習得した知識を確実なものにするとともに、残り2回のうち1回で実験結果をプレゼンテーションするための資料作成方法を学び、最後の1回で教員を含めて他の学生達の前で発表討論できる実践能力を習得する。医学教育モデル・コア・カリキュラムは(A-2、医学知識と問題対応能力)と(C-2、個体の構成と機能)が該当する。

サブ領域の評価について(方法、基準、配分、フィードバック)

サブ領域「生体物質の科学実習」(化学および生化学分野)の評価は可(グレードC)以上を合格基準とする。受験資格は、サブ領域の実習回数の4/5以上の出席とする。第I期における物質(化学)実習と第III期における物質(生化学)実習の成績を等分に評価することにより、生体物質1実習の総合評価とする。フィードバック方法は、ユニットの評価を参照。