科目名称:[MM633-302J]医学教養Ⅴ(2023年度)
科目責任者 | 武井 義則 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
科目対象学年 | 3 | 科目授業期間 | 春学期 | 科目時限数 | 15 | 科目分類 | 演習 |
科目について
脳の機能に関連した新知見が日々発表される一方で、脳研究は未だ不明な点を多く抱えている。本演習は、脳の機能についての通説が科学的に正しいのかを検証する事を通じて、基礎研究に必要な問題発見能力、情報収集や洞察力などを磨くことを目的とする。例えば、「ヒトの脳機能は老化するのか?」などの題材を提示するので、それに関する原著論文を探し出し、それらを読み進め、何が科学的に明らかで、何が不明なのかを見出し、一般に流布されている通説は正しいのかを検証することを通して、論理的、批判的思考に基づいて問題点を見出し追求することを体験してもらう(A-2-1、A-2-2、A-9-1)。題材についてのリクエストがあれば対応する。 各演習中に提示した課題に関するレポート作成が予習・復習に相当する。必要な時間の目安は2-3時間程度である。
学生が準備した事前課題をもとに進めるアクティブラーニングの型式を取る。また討論を中心とした双方向型講義の形態をとる。 ICTの活用としてGoogle classroom、Moodleを介した、資料の配信やレポートの回収を行う。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
脳構造の簡単な知識と細胞生物学、生化学の基本的な知識を習得している事。特に「生体の機能2」を復習しておく事(2−3時間)。演習形式であるので、積極的に学び、自分の考えを発表する態度を期待する。科目の評価について
演習への参加態度、例えば、積極的に調査し発言するなど:50%、講義ごとに指示される課題レポート:50% (提出されたレポートは演習内で公開し、その内容を基に議論を進める)
GPA評価でグレードC以上で、この科目が合格となる。
課題(レポートや試験)に対するフィードバックは演習時間内に行う。
指定教科書他
原著論文を検索して使用するので、特にない授業日程一覧(ユニット名称:医学教養Ⅴ) (2023年度)
コマ数 | 形態 | 授業タイトル |
---|---|---|
1 | 演習 | イントロダクション |
2 | 演習 | 「ヒトの脳機能は老化するのか?」 |
3 | 演習 | 「ヒトの脳機能は老化するのか?」 |
4 | 演習 | 「レーザー光で脳が活性化できる?」 |
5 | 演習 | 「レーザー光で脳が活性化できる?」 |
6 | 演習 | 「ヒトの脳は10%しか働いてないとなぜ言われているのか?」 |
7 | 演習 | 「ヒトの脳は10%しか働いてないとなぜ言われているのか?」 |
8 | 演習 | 「ヒトの脳は10%しか働いてないとなぜ言われているのか?」 |
9 | 演習 | 「クラシック音楽の好きな人は頭が良いというのは本当か?」 |
10 | 演習 | 「クラシック音楽の好きな人は頭が良いというのは本当か?」 |
11 | 演習 | 「クラシック音楽の好きな人は頭が良いというのは本当か?」 |
12 | 演習 | リクエストなどを勘案し、後に決定する |
13 | 演習 | リクエストなどを勘案し、後に決定する |
14 | 演習 | リクエストなどを勘案し、後に決定する |
15 | 演習 | まとめ |