科目名称: 医学教養Ⅷ (2022年度)
科目責任者 | 田中 耕一郎 |
科目対象学年 | 1~3 |
科目授業期間 | 春・秋学期 |
科目時限数 | 15 |
科目分類 | 講義 |
科目について
東洋医学は、現代の臨床でも非常に有効です。医師の80%以上が漢方処方の経験がある現在では、東洋医学の基本事項を学び、習熟しておくことは不可欠と考えます。現代の医学とは医学知識の体系は異なりますが、同じ人間の病態を観ているので、二つの異なる医学体系を学ぶことは、人間の病理を理解し、診療の深みを出すのに役立ちます。
また、現代医学を学ぼうと志す皆さんであれば、東洋医学を学び、理解し、習熟することには全く問題ありません。
是非興味のある方を歓迎します。
また、将来、自分自身の健康を守るためにも、支えになってくれる医学です。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
特別な技能は特に指定しません。
双方向の体験型授業(実際の生薬の観察、試飲、鍼灸、太極拳)もあるため積極的な態度を望みます。
必要に応じ、動画、ICTを用いた講義内の問題演習を行います。
科目の評価について
GPA評価のグレードC以上を合格とする。
各講義での課題(筆記)40%
最終テスト(筆記試験)+レポート 60%
レポートによる出席の補填は行いません。
最終テスト(筆記試験)受験要件
2/3以上の出席(開始20分以降の入室は出席扱いにできません。)
中間評価(口頭試問とそれに対してのフィードバックを行う。)、鍼灸、太極拳の最終の筆記テストの出席と課題提出は必須
指定教科書他
教科書 田中耕一郎、奈良和彦、千葉浩輝、板倉英俊、臨床漢方治療学、共立出版 2019
田中耕一郎 編著:生薬と漢方薬の事典,日本文芸社,2020
参考書 原島広至:生薬単 語源から覚える植物学・生薬名単語集,株式会社エヌ・ティー・エス