領域について
<臨床医学3について>
・小児科学ユニットのみからなるサブ領域「臨床医学3−①」(医学教育モデル・コア・カリキュラム E-7)
・臨床遺伝学、産婦人科学、泌尿器科学の3つのユニットからなるサブ領域「臨床医学3−②」(医学教育モデル・コア・カリキュラム D-8,D-9,D-10,E-1)
のふたつのサブ領域からなる。
泌尿生殖器に関わる項目、周産期・小児に関わる項目、臨床遺伝学に関わる項目の3項目を含む。
<学修目標>
2つのサブ領域の各ユニットに関連する病態生理、症候、診察法、検査所見、治療法について総論的な知識を修得する。
その上で、各ユニットの各疾患の概念、分類、病因、症状、合併症、診断法、治療法を理解し、臨床実習に向けた基礎知識の修得を達成する。学習目標の詳細は各ユニットの学修目標を参照のこと。
領域の評価について
表記は、合格もしくは不合格のみである。
合格基準は、臨床医学3-①、3-②の二つのサブ領域に合格していること(全サブ領域の評価がC以上であること)。
GPA評価は、各サブ領域毎に行う。
サブ領域について
臨床医学3-2は
・産科婦人科学
・泌尿器科学
・臨床遺伝学
の3つのユニットからなるサブ領域である。(医学教育モデル・コア・カリキュラム D-8,D-9,D-10,E-1)
<学修目標>
各ユニットに関連する病態生理、症候、診察法、検査所見、治療法について総論的な知識を修得する。
その上で、各ユニットの各疾患の概念、分類、病因、症状、合併症、診断法、治療法を理解し、臨床実習に向けた基礎知識の修得を達成する。
各ユニットの説明はそれぞれのユニットのシラバスを参照すること
ユニット名称: 泌尿器科学 (2022年度)
ユニット責任者 | 中島 耕一 |
ユニット対象学年 | 3 |
ユニット授業期間 | |
ユニット時限数 | 11 |
ユニット分類 | 講義 |
ユニットについて
泌尿器科学は後腹膜臓器、尿路生殖器のキーワードで表される臓器の疾患を網羅的に扱うのがある。
11時限を予定しているが、カッコ内は標準泌尿器科学第9版における読むべきページである。
1.診断学 (36-44、47-65、102-114、261)
2.画像診断学 (68-84)
3.外傷、救急疾患 (140-148)
4.感染症 (183-194)
5.尿路結石症 (196-214、299-300、309、315)
6.性機能、男性不妊、先天奇形 (44-45、133-134、271-280、283-287、294、327)
7.排尿生理、前立腺肥大症 (151-162、240、300、311)
8.悪性腫瘍(腎がん) (224-230、313-314)
9.悪性腫瘍(前立腺がん) (240、308、325)
10.悪性腫瘍(尿路上皮がん) (230-236、300、318-320)
11.悪性腫瘍(精巣腫瘍) (252-259、327)
各時限は60分講義であるので、教科書的にすべての内容を授業できるわけではないので特に復習が重要である。
予習の目安は20分 復習の目安は40分と考えられる。
受講前に必要とされる知識及び技能・態度
上記以外の(特に下記の)項目は自学が必要である
尿路生殖器の解剖(解剖学で講義を受けているはずである)(10-20)
尿路生殖器の発生(解剖学で講義を受けているはずである)(26-35)
副腎疾患 (内科内分泌で講義を受けているはずである) (263-268)
臓器脱や腹圧性尿失禁を主とした女性泌尿器 (164-170)
ユニットの評価について(フィードバック含む)
サブ領域単位で、評価が行われる。
その際に泌尿器科は全領域を対象として2問の記述問題を出題する。
評価の開示後は1週間に限り、中島のオフィスアワーにて個別の質問を受ける。
泌尿器科は臨床医学3-2において20%に配分である。
(メールでの質問はこの期間中は随時受け付ける)
指定教科書他
「標準泌尿器科学 第9版 医学書院」を指定教科書とする。
推薦する他の教科書は
1.ベッドサイド泌尿器科学 改定9版 南江堂
2.Campbell & Walsh urology 11th edition