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領域名称: 臨床医学5 (2022年度)

サブ領域名称: 臨床医学5 (2022年度)

ユニット名称: 放射線医学 (2022年度)

ユニット責任者五味 達哉
ユニット対象学年3 ユニット授業期間 ユニット時限数20 ユニット分類講義

ユニットについて

放射線医学は画像診断・IVR・放射線治療を行なう分野である(F-2-5)。
学修目標は下記であり,下記の4項目を論理的に説明できることが到達目標の原則となる。
A. 臓器ごとに各種画像診断方法の適応と限界を説明できる。
B. 核医学の基礎について説明できる。
C. IVRの適応について説明できる。
D. 放射線治療において有効な疾患、照射方法、総線量を理解し説明できる。
1時限1講師により、指定された教科書に沿って重要な範囲を中心に講義を行う。
受講前の自己学習により,放射線診断および放射線治療の総論から各臓器の放射線診断および放射線治療の理解が深まる.
講義終了後は講義時に配布したプリントを用いて講義内容の理解を深める(30分).

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

2年次に医用理工学2で学習した基礎放射線学,生体の構造2で学習した画像解剖について十分な知識を習得しておくことが前提である。
基礎放射線学および臓器ごとの画像解剖の知識は放射線診断,IVR, 放射線治療のいずれにおいても受講前に必要不可欠な知識である.
授業前に指定教科書の該当する範囲を予習してくることが必須である(約30分)。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

放射線科は臨床医学5に含まれ,配点は全体の45%である.小テストを行った場合,評価の対象とするが放射線科全体の10%とし,筆記試験とあわせて100%とする.小テストを行った場合は教務課を介して模範解答を提示する
習得度の確認は以下の方法で行う。
到達目標を論理的に説明できることが原則となる。
期末試験帯には到達目標の理解度を評価するために筆記試験(MCQと記述試験)を行う。試験終了後は試験問題に関してフィードバックを行う.
評価はユニット単位ではなくサブ領域単位で評価する.

指定教科書他

1)「標準放射線医学(第7版)」西谷 弘, 松井 修, 伊東 久夫, 遠藤 啓吾 (編集)、医学書院2011, ISBN: 978-4-260-00597-5