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領域名称: 診断学実習 (2022年度)

サブ領域名称: 診断学実習 (2022年度)

ユニット名称: 診断学実習 (2022年度)

ユニット責任者和久井 紀貴
ユニット対象学年3 ユニット授業期間 ユニット時限数60 ユニット分類実習

ユニットについて

診断学実習は臨床実習を行うための準備として、系統講義で修得した知識を基に、患者さんの医療面接、診察手技、外科基本手技および救急処置などの基本的技能や態度の習得を目的とする。臨床推論を進めるには、患者さんから必要不可欠な情報を得て、身体診察により適切に異常所見を検出する必要がある。医療面接と身体診察を安全に行う上で必要な技能と態度を学ぶ。診療参加型実習では、本実習で得た、知識、態度、技能を生かして情報を収集し臨床推論を学ぶこととなる。準備学修として、教育ポータルの「診療参加型臨床実習について」内の「必要な技能と態度」の動画は必ず見る。
医学教育モデル・コア・カリキュラム:F-3
*処方箋の書き方:B-1-8)
*カルテの書き方:B-1-8)
*医療面接:A-4-1) A-4-2) C-5-7)
*バイタルサイン、胸部診察:D-5-1) D-5-2) D-5-3) D-5-4) D-6-1) D-6-2) D-6-3) D-6-4)
*腹部診察:D-7-1) D-7-2) D-7-3) D-7-4)
*頭頚部診察:D-14-1) D-14-2) D-14-3) D-14-4)
*神経診察:D-2-1) D-2-2) D-2-3) D-2-4)
*四肢・脊柱診察:D-4-1) D-4-2) D-4-3) D-4-4)
*基本的臨床手技:A-6-1) A-6-2) A-6-3) G-3-2) G-3-3)
*救急・Basic life support:G-3-4)
*小児診察:E-7
*守秘義務:A-1-1) A-1-2) A-1-3)

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

臨床実習を円滑にするために、主要な疾患について十分な知識と診察手技を身につけておく必要がある。医療面接で聴くべきポイント、バイタルサインのとり方、頭頸部診察・胸部診察・腹部診察・神経診察のしかた、基本的外科系手技・基本的救命蘇生手技basic life support(BLS)のしかたについては、一通り復習しておくことが実習を行ううえでの前提となる。
教育ポータルの「診療参加型臨床実習について」内の「必要な技能と態度」の動画を予習・復習に有効に活用すること。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

診断学実習の出席率が80%以上であり、かつ医療面接、バイタルサインのとり方、頭頸部診察・胸部診察・腹部診察・神経診察、基本的外科系手技・基本的救命蘇生手技basic life support(BLS)各分野の実習評価の合計が60%以上であることを合格の条件とする。
実習後に指定された日に直接フィードバックする。

指定教科書他

特に指定教科書はありません。