東邦大学医学部 教育ポータル

領域名称: 社会医学1 (2022年度)

サブ領域名称: 社会医学1-① (2022年度)

ユニット名称: 衛生学 (2022年度)

ユニット責任者西脇 祐司
ユニット対象学年3 ユニット授業期間 ユニット時限数15 ユニット分類講義

ユニットについて

衛生学では、社会・環境要因と人間の健康についての関係を理解することに重点を置いている。講義では、物理的環境、化学的環境、空気環境、水環境、生活環境、栄養環境、労働環境と健康との関連について講義するほか、過去の公害問題、小児に焦点をあてた環境保健の問題点についても取り上げる。また、環境曝露因子の測定についても実際に学生に体験させながら講義する。

一連の講義により、学生は、種々の環境と健康との関連について説明ができる。また、環境曝露因子の測定法についても身につけることができる。

講義聴講前に各講義項目に明記された教科書・参考書の該当する箇所を読んでおくこと(約30分)。

医学教育モデル・コア・カリキュラムの小項目B-1-4),B-1-5),B-1-6),B-1-8),E-5-3),E-6-1)に該当する。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

受講前に必要される知識はとくにないが、講義でとりあげる内容が、一般的な生活環境に加え、種々の労働環境を取り上げるため、興味の対象を幅広くとらえ、柔軟に対応していく姿勢が求められる。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

到達目標に掲げた全項目についての知識を問うため、筆記試験(30%程度のMCQを含む)による評価を行う。

サブ領域を構成する各ユニットについて、衛生学35%、公衆衛生/医療政策・経営科学30%、疫学/医療統計学35%の配点で評価を行い、全ユニットの評価の合計を100点としてサブ領域の評価とする。

衛生学ユニットでは、定期試験後の一定期間、解答例を教育ポータルに掲載する。

指定教科書他

教科書
(1) New 予防医学・公衆衛生学 南江堂 (ISBN: 978-4-524-25116-2)

参考書
(1) 国民衛生の動向(最新版) 厚生統計協会 (雑誌コード03854-08)
(2) 環境疫学入門 岩波書店 (ISBN: 9784000052047)
(3) はじめて学ぶやさしい疫学 日本疫学会編集 南江堂 (ISBN: 978-4-524-24399-0)