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領域名称: 全人的医療人教育4 (2022年度)

サブ領域名称: 全人的医療人教育4 (2022年度)

ユニット名称: 倫理 (2022年度)

ユニット責任者中田 亜希子
ユニット対象学年4 ユニット授業期間 ユニット時限数10 ユニット分類演習

ユニットについて

倫理ユニットは5学部合同生命倫理シンポジウム(5コマ)と講義・演習(5コマ)から成る。

【学習目標】
専門職の視点の違いを体感するために、生命倫理をテーマとして多学部による討論を実践する。
臨床で起こりうる医師-患者や医療者間の価値観の相違を理解する。
医療者としての行動につなげるために、臨床倫理の考え方を理解する。

【到達目標】
臨床実習の経験から倫理的問題を含む事例を抽出することができる。
多種多様な価値観に触れ、討論することができる。
臨床倫理の四分割表を用いて事例を分析することができる。

●発表会では、全グループの発表会時に講評を行う。
 期末試験については、成績開示後に必要に応じて試験内容に関する質問等に対応する。

【医学教育コアカリの対応小項目】
A-1-1) 医の倫理と生命倫理
A-1-2) 患者中心の視点

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

全人的医療人教育Ⅰ~Ⅲ「倫理」で学んだ知識と考え方を復習しておくこと。
特に講義・演習では、医療倫理の四原則、守秘義務、医師-患者関係などを見直して授業に臨むことが望ましい。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

●サブ領域『全人的医療人教育Ⅳ』の中で、倫理は35点分/100点満点とする。

●倫理のユニットの中での評価の割合は下記のようにする。

1)講義・演習(5コマ)に関しては、期末試験においてMCQ+記述試験で評価する。(40%)
2)演習については、態度(20%)・内容の理解、発表、質疑応答(40%)とする。

指定教科書他