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領域名称: 臨床実習(4年次) (2022年度)

サブ領域名称: 臨床実習1(基本臨床実習) (2022年度)

ユニット名称: 腎臓内科 (2022年度)

ユニット責任者酒井 謙
ユニット対象学年4 ユニット授業期間 ユニット時限数0 ユニット分類実習

ユニットについて

臨床医学Ⅰサブ領域の腎臓・電解質系ユニットは腎臓の構造、機能、腎疾患病態の科学を学んだ(M2)。その知識は十分習得されているものとして、見学型臨床実習を行う。

腎臓は代謝産物の排泄、水電解質を中心とする生体内恒常性の維持、血圧調節や造血系に関する内分泌機能を有する重要な臓器である。腎・電解質ユニットは病理学的および生理学的アプローチに始まり、免疫学、生化学、分子生物学を応用して腎疾患の発生機序、病態を解明し、治療に結びつける。実習においては、上記、腎疾患の生理、病理を理解し、検査法、問診、理学的所見の取り方を外来実習を中心に展開する。治療においては薬物、透析、食事療法、腎移植までの幅広い腎臓治療学を学修する。
腎臓学、電解質の理解は、よき臨床医となる上で必須である。
準備学修は30分、それぞれの講義日程に紐付けられる、教科書の項を予習されたい。
大森病院(名簿順1)、大橋病院(名簿順2)、佐倉病院(名簿順3) 3病院の腎臓学でそれぞれ実習を行う(名簿順ですが、名簿順位4は 大森病院です)

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

朝倉書店 11版 内科学 IV 腎尿路系 事前学修 30分(検査、病理、生理、各種糸球体腎炎、AKI,CKD,透析療法、食事療法、薬物療法)
タブレット持参可

ユニットの評価について(フィードバック含む)

水曜木曜金曜の3日間の見学型実習においては金曜を主体に、大橋病院は常喜教授 佐倉病院は大橋教授、大森病院は酒井教授の諮問をおこなう。
月曜火曜水曜など不規則パターンあり、注意されたい。基本は外来実習、検査・手術見学および透析室見学、栄養部見学が主体である。

指定教科書他

内科学 11版  IV 腎尿路系   矢﨑義雄 編  朝倉書店、東京 2017  ISBN978-4-254-32270-5 C3047
腎臓学総論、解剖(マクロミクロ)、構造、症候(1353~1358p)は、少なくとも事前学修されたい。