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領域名称: 臨床実習(4年次) (2022年度)

サブ領域名称: 臨床実習1(基本臨床実習) (2022年度)

ユニット名称: 放射線科 (2022年度)

ユニット責任者五味 達哉
ユニット対象学年4 ユニット授業期間 ユニット時限数0 ユニット分類実習

ユニットについて

学修目標
1. 画像診断の適応と方法を学習する.
2. 画像所見から診断に至る過程を理解する.
3. IVR の適応と方法を学習する.
4. 画像所見から最適なIVRの治療方法とその手技を理解する.
5. 放射線治療の適応と方法を学習する.
6. 放射線障害について学習する.
7. 放射線障害を考慮した治療方法を理解する.
近年 放射線医学は顕著な進歩を遂げている。画像診断の進歩は多くの疾患の診断の有力な手段となっている。また放射線治療は近年一段と治療効果を上げている。実習では画像診断とIVRの適応と方法を学習する。また放射線診断では画像所見から鑑別診断が挙げられる,IVR では画像所見から最適な治療方法およびその手技を説明できることを学修目標とする.放射線治療は主に癌の治療におけるその適応を学び、最新の治療技術を見学する.さらに放射線障害について学習する。最終的に放射線障害を考慮した治療方法を説明できることを学修目標とする.

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

3年次までに習得すべき医学知識、臨床技能に関して3年次のシラバスに記載されている標準放射線医学の習得箇所を再確認する(120分).また実習終了時に提示される,当日,学習した疾患リストをもとに,その画像診断および放射線治療を再確認する(60分)。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

1)実習全体に関わる評価
①時間遵守に関する態度
②積極性・協調性に関する実習中の態度
③患者との関係構築に関する実習中の態度
④他者との関係構築に関する実習中の態度
⑤学修意欲に関する評価
2)放射線科領域に関わる評価
①解剖学的知識
②疾病に関する知識
③画像読影
④基礎知識(放射線治療)
⑤臨床知識(放射線治療)
それぞれの項目を10点満点で評価する。
最終的には概略評価をルーブリック評価表に基づいて7段階で行う。

指定教科書他

「標準放射線医学」 第7版 西谷 弘, 松井 修, 伊東 久夫, 遠藤 啓吾 (編集)医学書院2011, ISBN: 978-4-260-00597-5