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領域名称: 臨床実習(6年次) (2022年度)

サブ領域名称: 臨床実習3 (2022年度)

ユニット名称: 心臓血管外科(大森) (2022年度)

ユニット責任者藤井 毅郎
ユニット対象学年6 ユニット授業期間 ユニット時限数0 ユニット分類実習

ユニットについて

医師としての役割と責任を実際の臨床の場で経験し、医学知識を蓄積するだけでなく、適切な患者対応やコメディカルとの係わりを学ぶことが目標となる。また、心臓血管外科の臨床においては基礎医学および内科学全般の知識が必要であり、その重要性を認識し未修得な分野を再度学習する必要がある。本実習を履修することが、心臓血管外科以外の分野を目指す学生にとっても貴重な経験となることを期待する。
<選択診療科の学修目標>
①主訴からの診断推論を組み立てる、又はたどる。
②疾患の病態や疫学を理解する。
③該当診療科の治療に可能な範囲で参加する。
④該当診療科の基本的な診察技能について学ぶ。
⑤どのように該当診療科にコンサルテーションすればよいかわかる。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

【知識】
①3年次循環器系心臓血管外科講義のPDF資料を事前学習
②主要疾患(虚血性心疾患、弁膜症、大動脈・末梢血管疾患、先天性心疾患)の病態生理を事前学習
【技能】
①スクラブ(手洗い)手順の確認
②糸結び手順の確認
【態度】
医師として相応しい身なりの確認

ユニットの評価について(フィードバック含む)

実習3週目・4週目水曜日のカンファレンスで担当症例のCbD
実習3週目・4週目金曜日のカンファレンスでMini-CEXを行い評価する。

指定教科書他

標準外科学【第13版】2013年3月発行 医学書院
図説先天性心疾患 血行動態の理解と外科治療 医学書院
心臓弁膜症の外科:新井達太 編集、医学書院、2007年 ISBN978-4-260-00541-8
重要大血管へのアプローチ:鰐淵康彦 安達秀雄 訳 2005年 ISBN4-89592-413-0
低侵襲心臓手術の基本と実践:宮本伸二 柴田利彦 編集 2019年 ISBN978-4-524-24536-9
TAVI実践マニュアル:林田健太郎 監修 2018年 ISBN978-4-524-25971-7
臨床脈管学:日本脈管学会 編集 2017年 ISBN978-4-86577-027-8
大動脈弁形成術:国原 孝、高梨 秀一郎 編集 2015年 ISBN978-4-8306-2341-7