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領域名称: 臨床実習(6年次) (2022年度)

サブ領域名称: 臨床実習3 (2022年度)

ユニット名称: 呼吸器外科(大森) (2022年度)

ユニット責任者伊豫田 明
ユニット対象学年6 ユニット授業期間 ユニット時限数0 ユニット分類実習

ユニットについて

近年、生活習慣や大気汚染に伴って呼吸器疾患が増加してきており、中でも肺癌の死亡者数は癌死亡のトップとなり大きな社会問題となってきた。集学的な治療計画の中で、今尚呼吸器外科の果たす役割は大きい。また呼吸器外科的な画像診断、処置ならびに治療法は、プライマリーケアを実践する上でも重要な位置をしめている。 M5で経験した臨床実習を基に、更に4週間の実り多い実習を受講して頂く。可能であれば、医学論文(英文含む)の作成にも挑戦する。
《学習目標》
 呼吸器外科的な画像診断、処置ならびに治療法を学ぶ。
 実り多い実習にする。
 可能であれば、医学論文(英文含む)の作成にも挑戦する
《学習方略》
 カンファレンス、実習を通じて画像診断、疾患の治療方法、および外科的処置を指導医と共に実践する。
 本人、指導医とのPDCAサイクルを通じて実習の質を高める。
 リサーチミーティングを通じて研究の楽しさを実感し、実践に移れるようコミュニケーションを図っていく。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

本科目を受講するにあたり、基礎・臨床医学で学んだ解剖学、生理学、分子生物学、呼吸器病学、外科学について、基礎知識を習得しておくことは理想的である。しかしながら、必ずしも必須ではなく、最低限度の医療倫理を習得し、真摯に医療技術を学ぶ姿勢、意欲があることが大切である。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

実習試問は、4 週間の外科実習修了時、金曜日の午前中に行なう。
1.問診技術、診察による情報収集、基本的検査、画像診断、基本的処置・治療、実習中に経験した研究内容についてのプレゼンテーション、マナーなどを評価する。
2.試問に合格しない場合は実習未了とする。

指定教科書他

1)「呼吸器外科テキスト」 日本呼吸器外科学会/呼吸器外科専門医合同委員会 編集 南江堂 2016