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領域名称: 臨床実習(6年次) (2022年度)

サブ領域名称: 臨床実習3 (2022年度)

ユニット名称: 膠原病リウマチ科(大橋) (2022年度)

ユニット責任者亀田 秀人
ユニット対象学年6 ユニット授業期間 ユニット時限数0 ユニット分類実習

ユニットについて

週2日の外来実習と毎日の病棟実習、週3回の回診(週1回の教授回診を含む)および週2回のカンファレンスに参加する。
これらを通じて、膠原病・リウマチ性疾患の診断を中心に、発熱の鑑別診断と関節痛の鑑別診断に習熟する。
免疫学の概要を理解した上で、薬物療法による免疫修飾がしばしば画期的な治療効果を発揮して、患者のQOLや予後を劇的に改善することを実際に経験する。
また、薬物療法に伴う感染症をはじめとしたリスクを理解し、副作用の発現時にも早期に適切な対応ができるようにする。
そして、個々の患者に最適と思われる治療を選択出来ることを最終目標とする。
病棟で経験した患者さんから1名を選んで、レポートを作成する。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

膠原病・リウマチ性疾患の概念についての大まかな理解
関節の構造についての基本的な理解
自己抗体の意義に対する理解
関節リウマチの臨床評価法に関する基礎知識
全身性エリテマトーデスの主要な臨床症状と検査異常に関する基礎知識

特殊な技能は不要、患者さんに対する誠実な態度は不可欠

ユニットの評価について(フィードバック含む)

出席状況、レポート内容や口頭試問評価に加えて、実習参加への積極性、基礎知識、回診やカンファレンスでの積極的発言とその内容、接遇の態度などにより総合的に評価する。

指定教科書他

リウマチ病学テキスト第2版 (日本リウマチ学会生涯教育委員会、 日本リウマチ財団教育研修委員会 編集)
膠原病・リウマチ・アレルギー研修ノート(診断と治療社)