ユニット名称：　糖尿病・代謝・内分泌センター（大森）　（2022年度）

ユニット責任者	弘世 貴久
ユニット対象学年	6	ユニット授業期間		ユニット時限数	0	ユニット分類	実習

ユニットについて

医師としてふさわしい態度で患者さんに接し、患者さんの身体的、精神的および社会的問題を把握し、解決する能力を修得する。内科疾患における、糖尿病、高脂血症など栄養・代謝疾患の頻度は高く、生活習慣病として大きな社会問題となっている。生活習慣の改善を含めた幅広い指導、治療ができるよう基本的な知識、技能、態度を修得することは重要である。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

1)　問題解決のための基本的プロセスを説明する。
2)　患者さんとの良好な人間関係を築く。
3)　問題解決に必要な情報を適切に収集し、問題点を抽出する。
4)　問題解決のための診断・治療・教育計画を立案する。
5)　問題解決に必要な医療資源、文献検索などを活用する。
6)　問題解決型診療記録を作成する。
7)　症例を適切に要約し提示する。
8)　診断・治療に関与する検査と患者指導に参加する。
9)　チーム医療の重要性を説明する。
10) 感染予防の基本的手技を実行する。

ユニットの評価について（フィードバック含む）

1. 臨床実習終了時に試問を行う。問診技術の習得、診断・治療計画、立案能力、診察記録、プレゼンテーション、態度などを評価する。
2. 試問に合格しない場合は実習未了とする。

指定教科書他

1)：内科学 黒川 清、松沢裕次編 文光堂
2)：内科学 杉本恒明、小俣信雄 朝倉書店
3)：新臨床内科学 高久史麿、尾形悦郎、黒川 清、矢崎義雄 医学書院
4)：ジョスリン糖尿病学 金沢康徳他 監訳 医学書院
5): 必ずうまくいく、入院インスリン導入マスターブック　弘世貴久編著、南江堂