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領域名称: 生体の機能1 (2022年度)

サブ領域名称: 生体の機能1-① (2022年度)

ユニット名称: 神経筋 (2022年度)

ユニット責任者赤羽 悟美
ユニット対象学年1 ユニット授業期間1期 ユニット時限数5 ユニット分類講義

ユニットについて

本ユニットは、1年Ⅰ期に系統講義として5時限実施する。
本ユニットの目的は、神経と骨格筋および神経・筋接合部における情報伝達のメカニズムと自律神経を介した内部環境の恒常性維持のしくみを理解することである。
ヒトが外部の環境に働きかけ、また、内部環境の恒常性を保つうえで、神経と筋の連動機構は非常に重要な意味を持つ。これらのシステムの阻害は、病態・疾患をもたらすことがあり、また、治療や診断の手段として活用されることもある。したがって、神経と筋を通して生体の細胞間情報伝達機構の基本原理を学ぶことは、正常人体の機能のみならず臨床医学領域の理解・把握に必須であり、十分な理解が強く要求される。
本ユニットでは、神経細胞および骨格筋細胞の基本的構造、興奮と情報伝達様式を学んだ後、神経・筋接合部と興奮収縮連関機構、さらに自律神経系を介した生体調節の基本的なメカニズムを学ぶ。これらの情報伝達の機能を支える分子の異常がもたらす病態や診断および治療法と関連付けて理解する。

講義において、講義内容の理解を深める目的で問題提示や小テストを行うことがある。その場合、授業の中で解答について議論し解説を行う。
さらに、講義終了後にオンライン学修ツールを用いた復習テストを提供し自学自習を促す。

医学教育モデルコアカリキュラムの該当項目: C-2-1)-(1), C-2-1)-(2), C-2-3)-(1), C-2-3)-(2), C-2-3)-(4)

実習
神経筋の実習は、1年次Ⅲ期に「生体の機能1実習」として実施する。

【準備学修】
講義聴講前に各講義項目に該当する教科書の頁を読んでおくこと(約 30 分)。
具体的な教科書の該当箇所については、講義の前に事前配布資料やGoogle Classroom等で周知する。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

本科目を受講するにあたり、リメディアル科目、医学教育準備科目および基礎医学科目(医用理工学、生体物質の科学、生体の構造)における十分な知識を習得しておくことが必要である。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

ユニット単独での合否判定は行わず、サブ領域『生体の機能1-1』として判定する。                  
各ユニットの評価は、論述式・多肢選択式の筆記試験の点数に基づいてGPA評価で提示する。
1つのユニットの成績が60%以上であっても、サブ領域の評価がグレードD(60点未満)の場合はサブ領域の再試験を受験しなければならない。
また、40%未満のユニットがあった場合、サブ領域最終評価は不合格となり、再試験を受験しなければならない。                                                               
本試験はⅠ期末に、再試験はⅢ期末に実施する。再試験不合格者は、年度末の最終試験を受験できる。               
本試験および再試験のいずれに対しても追試験は行わない。

【定期試験に対するフィードバック】
試験の評価を開示した後に『解答の手引き』を配布する。
評価の開示から3日後までのオフィスアワーに試験に関する質問に対応する(ただし時間が限られているため不合格者を優先する)。    

指定教科書他

下記の推薦教科書のうち、いずれか1冊を選び講義の予習・復習に活用すること。
1) ガイトン生理学 原著第13版 電子書籍(日本語・英語版)付き(エルゼビア・ジャパン)2018年 ISBN 9784860347741
2) 生理学テキスト 第8版(著)大地陸男(文光堂)2017年 ISBN 978-4-8306-0229-0
3) ギャノング生理学 原書25版(丸善)2017年 ISBN 978-4-621-30188-3
4) 標準生理学 第9版(医学書院)2019年 ISBN 978-4-260-03429-6
5) 人体の正常構造と機能 改訂第4版(日本医事新報社)2021年 ISBN 978-4-7849-3181-1