ユニット名称：　病院病理学（大橋）　（2022年度）

ユニット責任者	髙橋 啓
ユニット対象学年	6	ユニット授業期間		ユニット時限数	0	ユニット分類	実習

ユニットについて

1．病理学は、病態の解析や病因の追究を行う学問であり、あらゆる臨床医学の基礎となっている。一方、病院病理学は、臨床各科との連携の基で、正確な診断や治療方針を決定する際に極めて重要な情報を提供しうる臨床医学である。
2．病因や構造と機能の異常、医療安全などの医学知識、臨床情報を基に行う病理学的鑑別診断、分子病理学的あるいはゲノム診断の基礎知識、医療スタッフと行うチーム医療、自らが学修した内容のプレゼンテーションなどを行うことにより、「臨床における病理診断学」を正しく学修することを目的とする。
3．医学教育モデル・コア・カリキュラム　Dのすべて、E-1-1)、A-5-1)、A-6-1)、A-8に該当する。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

解剖学、組織学の基礎的知識、病理学総論、並びに、臨床検査データ、画像所見の基本的見方を理解していることが望まれる。(60分)

ユニットの評価について（フィードバック含む）

実習態度、スタッフとの協調性について随時評価する。
実習最終日には、自ら経験した剖検例、手術例、生検例についてプレゼンテーションをし、知識レベルの確認をおこなう。
達成レベルがに著しく低い場合は実習未了とする。

指定教科書他

特に指定しない。病理診断科内には教科書が備えてある。