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領域名称: 生体の構造2 (2022年度)

サブ領域名称: 生体の構造2 (2022年度)

ユニット名称: 局所解剖学 (2022年度)

ユニット責任者川島 友和
ユニット対象学年2 ユニット授業期間2期 ユニット時限数11 ユニット分類講義

ユニットについて

本ユニットでは、1年次に学習した呼吸・循環器系(D-5-1, D-6-1)、消化器系 (D-7-1)、泌尿生殖器系 (D-8-1, D-9-1)、内分泌系 (D-12-1)、運動器・末梢神経系 (D-2-1, D-3-1, D-4-1) 、感覚器系 (D-13-1, D-14-1)などの器官別に学習した知識を基盤に、系統解剖学実習を行うにあたり必要な知識を各領域・部位別に組み直し、統合された相互関係や立体的位置関係などの人体局所解剖学的知識を発展的に学習する。さらには正常画像解剖に関しても学習し、人体諸構造の基本構造を平面ならびに立体でイメージできるように努める。解剖学実習室配備のCT・MRI断層画像を収載した画像ワークステーション等を用いて、正常画像解剖を自主的に理解できるように努めること。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

本科目を受講するにあたり、既学習事項である各器官系の解剖学的基本知識を再確認しておくことが必要である。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

本ユニットの評価は、1学期末の試験帯に行われるサブ領域「生体の構造2」の試験として行う。局所解剖学ユニットの評価は「生体の構造2」の30%を占める。
論述式(概ね75%)、多肢選択式(概ね25%)の筆記試験を行い、原則として可(レベルC)以上を合格基準とする。ただし、サブ領域として不合格の場合は、本ユニットも再試験となる。評価の詳細は、「教育の評価』を参照すること。

指定教科書他

1. 教科書
特に指定しない。講義初日に参考書として簡単に説明する。

2. 参考書
 A. グレイ解剖学. Richard L. Drake他著. 秋田恵一訳、原著第4版、エルゼビア・ジャパン
 B. 臨床のための解剖学. Moore他著. 佐藤達夫、坂井建雄監訳、第2版、メディカルサイエンス・インターナショナル
 C. ポケット正常画像 A to Z. 後閑武彦編集. 改訂第2版、メディカルヴュー
 D. 画像解剖コンパクトナビ. 百島祐貴著. 医学教育出版社
 E. CT・MRI解体新書(モバイル版). リブロサイエンス