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領域名称: 病態の科学 (2022年度)

サブ領域名称: 病態の科学① (2022年度)

ユニット名称: 微生物・感染症学 (2022年度)

ユニット責任者舘田 一博
ユニット対象学年2 ユニット授業期間1期 ユニット時限数30 ユニット分類講義

ユニットについて

医学微生物学とは、細菌学、真菌学、ウイルス学、寄生虫学からなり、人における感染症の原因微生物、その遺伝と変異に関する基礎知識、発症機序、治療法および予防法を正しく把握するための、基礎医学の一分野である。講義では微生物の病原因子の発症への関わり、病状の進行、治療法およびその予防法の基礎理論を理解し、実習ではベットサイドにおける診断技術を体得できるための基本的技術および考え方を習得できることに重きを置く。
感染症の変遷は著しく、病因となる微生物の種類およびその感染様式は多様化しており、化学療法の進歩も著しい。このような現状を踏まえ、講義、実習を主軸とした感染症学の基礎知識と診断技術の習得態度を重視する。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

生化学・組織学の基礎的知識、意欲的な姿勢、自学自習の態度を必要とする。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

第1期試験帯に行う試験によって評価をする。
評価は、細菌学、真菌学、ウイルス学、寄生虫学の全分野の合算で行う。
定期試験問題は、試験終了後に学生側の求めがあれば公開する。クラスの代表を通して連絡をとること。

指定教科書他

1.教科書
Qシリーズ新微生物学第2版(日本医事新報社)978-4-7849-1194-3

2.参考書
A.イラストレイテッド微生物学(原書3版),松本哲哉/舘田一博他監訳,丸善,2014
B.標準微生物学(第14版),神谷茂他編,医学書院,2021
C.戸田新細菌学(第34版),吉田眞一/柳雄介他編,南山堂,2013
D.ブラック微生物学(第3版),高橋秀実他監修,翻訳,丸善,2014
E.医科ウイルス学(改訂第3版),高田賢蔵編,南江堂,2009