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領域名称: 病態の科学 (2022年度)

サブ領域名称: 病態の科学② (2022年度)

ユニット名称: 病態の科学概論 (2022年度)

ユニット責任者杉山 篤
ユニット対象学年2 ユニット授業期間2期 ユニット時限数13 ユニット分類講義

ユニットについて

疾病の診断やモニターに重要な症状や徴候、検査所見等の成立基盤となる病態の正確な理解は、臨床医学における必須の能力である。統合講義では、本領域を構成するサブ領域全てが関与する代表的な疾患の症例を提示し、各サブ領域の視点で病態の理解から診断までの思考過程を学修する。

病態の科学①のスタート時と病態の科学②の終了時のタイミングで、病態の科学概論の講義が行われる。統合講義では、各サブ領域で学修した知識を自らで統合し、提示された症例の病態や診断までの思考過程、治療についてを理解する。

準備学修として、各講義ごとに扱われる疾患や項目について、病態の科学各ユニットで学んだことを復習しておく。

本ユニットは以下のモデルコアカリキュラムの各項目に対応している。
E-2 感染症
E-4 免疫・アレルギー



受講前に必要とされる知識及び技能・態度

前半であれば、1年生で学修した知識。
後半であれば、病態の科学①②で学習した内容、すなわち免疫学、微生物学、薬理学、病理学の内容の基本的な知識。
自ら学修する態度。

ユニットの評価について(フィードバック含む)

1. 病態の科学概論の講義は病態の科学①の最初と、病態の科学②の最後に行われる。
2. 評価は、病態の科学の領域で使用する英単語試験を5点、2期試験の病態の科学概論を10点として、論述試験(15点満点)で評価する。
3. 病態の科学概論は上記15点をユニット評価として扱う。
4. 定期試験問題は、試験終了後に学生側の求めがあれば公開する。クラスの代表を通して連絡をとること。

『病態の科学概論』は独立した1つのユニットである。15点の60%未満であれば、F判定(6〜8点)あるいはF'判定(1〜5点)になる。
配点は少ないが、油断禁物。

指定教科書他

免疫学、微生物・感染症学、薬理学、病理学のユニットで紹介されるもの
英単語プリント:ここに記載されている内容から英単語試験が出題される。