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領域名称: 英語1 (2022年度)

サブ領域名称: 英語1-① (2022年度)

ユニット名称: 英語総合 (2022年度)

ユニット責任者佐々木 大介
ユニット対象学年1 ユニット授業期間講義 ユニット時限数48 ユニット分類講義

ユニットについて

ユニットは、1. リスニング、2. プレゼンテーション、3. ディスカッション、4. カンバセーションから成る。

1. リスニングについて
リスニングによるインプットの量がある程度溜まって初めて、アウトプット(英会話や英作文)ができるようになる。さらに、文字情報によるインプットよりも音声のインプットがなければ、発話できるようにはならない。そこで、まず1年生の間はリスニングによる英語への exposure(暴露)を大量に行なうことを主眼とする。毎回、次回授業までのリスニング課題が与えられるので、それを着実にこなすことが求められる。

また自分の言葉としてアウトプットすることでコミュニケーション力を高めていく。そこで、プレゼンテーション、ディスカッション、スピーキングのクラスでは、リスニングの授業で学んだ表現や知識をアウトプットに繋げてゆく。

2. プレゼンテーションについて
プレゼンテーション授業の目標は、英語で平易な医学・医療に関するプレゼンテーションを行えるようになることである。

3. ディスカッションについて
ディスカッション授業の目標は、情報や意見の交換を適切な英語表現を用いて行い、討論できるようになることである。全7回の授業の後半に留学生を招き、学んだことを実践する機会を設ける。話すことに対する心の壁を取り払うことが第一目的である。

4. カンバセーションについて
基本語彙と基本イディオムを身につけ、さらに文化的な配慮を持って会話できるようになることを主眼とする。人前で話すことの抵抗感をなくして行くことが主眼である。

6人の教員が7週間づつ1クラスを担当する。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

自らの英語能力を進んで向上させる態度
純粋なコミュニケーションの道具として英語の使い方を進んで学ぶ態度
未知の英単語や熟語を辞書で調べその使い方に習熟しようとする態度
授業に積極的に参加する態度
間違いを恐れずに、積極的に英語を使おうとする態度

ユニットの評価について(フィードバック含む)

評価基準は以下の通りである。

・リスニング(佐々木、森田)
1. 4月〜11月の毎回の授業内評価の合計点
2. 11月12日に実施するリスニング試験
1.の合計点を20点分、2.の合計点を80点分として換算し、リスニングの通年評価とする。

・プレゼンテーション(登道)
毎回の授業内評価(10点満点×5回)とプレゼンテーション試験1回50点、合計100点

・ディスカッション(Bennett)
毎回の授業内評価(10点満点×6回)と英会話試験1回40点、合計100点

・カンバセーション(Fialka)
毎回の授業内評価(10点満点×6回)と試験1回40点、合計100点

リスニング、プレゼンテーション、ディスカッション、スピーキングの評価の合算を100点に換算したものが、英語総合の最終成績となる。
英語総合の評価は、全て講義内で行われ、試験期間中には行わない。欠席回数が多いと自ずと講義内評価が低くなる

全て合算して不可となった場合も、他の科目のような再試験は行われないので、日頃の取り組みが重要になる。(もちろん最終試験もない)

各教員より、授業内評価についてはフィードバックが行われるので、常に6割は取れるように心がけておくと良い。

指定教科書他

(佐々木・森田)配布資料
(登道)LeBeau, Charles (2021). Speaking of Speech, Premium Edition: Basic Presentation Skills for Beginners, Student Book. Tokyo: National Geographic Learning, Cengage Learning K.K. ISBN: 978-4-86312-385-4.
(Bennett)配布資料
(Fialka)配布資料