科目名称：　選択人文・社会学Ⅲ　（2022年度）

科目責任者	伊藤 健三
科目対象学年	1～3	科目授業期間	秋学期	科目時限数	15	科目分類	演習

科目について

医師として大切な能力の一つが、「音のことば」を使って患者に寄り添い、医師同士や他人と的確なコミュニケーションをはかることです。「話すこと」「聞くこと」「読むこと」について、言語学上の観点も含めた解説と、その知識を基にした実習を繰り返し、コミュニケーション能力を集中的にトレーニングします。グループ実習やレッスン形式も取り入れた、受講者参加型の講座です。学生生活はもちろん、将来、医師として、社会人としての暮らしに役立つ知識と能力を身につける、実践的な内容です。

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

音のことばで「話すこと」「聞くこと」「読むこと」は、お互いに密接に関連しています。この講座では、１回の授業の前半部分が後半部分へ、今週の授業が次の授業へ、そして第１５週の発表へとつながる一連の流れを通して、「音のことばを使ったコミュニケーション」についての知識を深め、能力を高めます。前提を理解しないまま次へ進むのが難しいカリキュラムです。各回の復習（自己収録・試聴含む）をした上で、１５週を通して、休まず遅刻をせずに、毎回、積極的に参加し体験する姿勢で受講してください。

科目の評価について

必要出席日数を満たしたものについて、「毎回の授業の態度・理解度」「最終回の発表」で目標レベル（態度・理解度30％、まとめのスピーチ70％）の評価を行います。ＧＰＡ評価でグレードＣ以上の領域のものが合格となります。なお「発表」の結果については、受講者全体としての講評を、教務を通じて配付します。

指定教科書他

その都度、紹介します。