科目名称:[MM462-101J]選択環境科学Ⅰ(2023年度)

科目責任者大越 健嗣、安立 美奈子、脇 司
科目対象学年1~3 科目授業期間春学期 科目時限数15 科目分類講義

科目について

生物とその環境に関わる社会的課題は多く存在し、その報道も多い。これらの課題を理解するためには、生物の由来と多様化の仕組み、ヒトと自然のかかわり、生物間相互作用への知識が必要である。この講義では最新の研究成果や社会的課題を中心に、社会とかかわりの深い生物学的話題について理解する。
次の講義に関する論文・ニュース等の情報を集める準備学修(90分)が必要。詳細はガイダンスと各回講義で説明する。
該当する医学教育モデル・コア・カリキュラムの小項目:C-1-1、C-1-2、C-3-1、A-8-1

受講前に必要とされる知識及び技能・態度

本科目を受講するにあたり生命圏と生態系について興味がある事、生物学の基本知識がある事が望ましい。

科目の評価について

定期試験(記述)を70%、小テスト(記述または穴埋め問題)またはレポート課題を30%とし、評価を行う。小テストの場合は、講義終了時に原則実施する(13回)。原則として次の回に小テストやレポート課題に関する解説とフィードバックを行う。

指定教科書他

参考書:
井田徹治「生物多様性とは何か」岩波新書 ISBN:9784004312574
更科功「美しい生物学講義」ダイヤモンド社 ISBN:9784478108307

授業日程一覧(ユニット名称:選択環境科学Ⅰ) (2023年度)

コマ数形態授業タイトル
1 講義ガイダンス(大越) 
2 講義生命とは何か(大越) 
3 講義生命の誕生の条件(大越) 
4 講義生物の多様化(硬組織の獲得)(大越) 
5 講義生物の多様化(海洋)(大越)
6 講義DNAバーコード(脇)
7 講義動物の系統分類(脇)
8 講義生物種間の相互作用(脇)
9 講義外来種の侵入(脇)
10 講義遺伝資源をめぐる国際社会(脇)
11 講義生物の進化(安立)
12 講義ヒトの進化と分布拡大(安立)
13 講義ヒトと自然のダイナミズム(安立)
14 講義生態系管理と持続可能性(安立)
15 講義地球温暖化と生態系(安立)